アニメ『やくならマグカップも』あらすじ感想評価|オススメ地域応援アニメ

やくならマグカップも アニメ
やくならマグカップも

今回はアニメ『やくならマグカップも』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『やくならマグカップも』の基本データ

タイトル:『やくならマグカップも』
原作:プラネット/日本アニメーション
監督:神谷純
出演:田中美海
   芹澤優
   若井友希
   本泉莉奈

あらすじ「母の故郷で見つける陶芸のおもしろさ」

亡き母の故郷である岐阜県多治見市に引っ越してきた豊川家の長女「姫乃」は、クラスメイトに誘われ陶芸部で母が有名な陶芸家だったことを知る。

母が作ったマグカップ。
懐かしさを感じる土の匂い。
初めて触れた陶芸の難しさ。

陶芸の楽しさを肌で感じた姫乃は入部を決意し、試行錯誤と充実の日々を送っていく。

視聴者・読者層キーワード

  • 部活動
  • 地域応援
  • 女主人公
  • 日常

キーワードで関連オススメタイトル

アニメ「ゆるキャン△」

社会に影響を与えた傑作キャンプアニメ。
クオリティは確かなので、日常好きで観てない方はぜひ。

アニメ「放課後ていぼう日誌」

釣り部活動アニメ。
ゆるキャンよりはこちらの方が読み味が近いかも。

ココが見どころ

のんびりほんわかした雰囲気が最大の持ち味かと思いきや、主人公の心情や成長にグッと惹かれる物語でした。

日常中心の部活動アニメ、それも15分ほどの尺しかないのにこれだけのものを作れるのは素直にスゴイと思います。30分で観たかった。

最初はまったく陶芸に関する知識がなかった姫乃も、挫折や苦悩を経て、終盤には頼もしい姿が見れます。
技術や知識だけではなく、内面の成長も描かれているので感動も一塩。
1話目に情報量がギュッと詰まっているのも、視聴を続けやすくて大変うれしかった。
全話通して観た後に思い返してみると一層感慨深かったです。

時間の都合か深く掘り下げてはいませんでしたが、他のキャラクターの特色も短時間でよく出せていました。
2期では他のキャラクターにもスポットライトが当たると思いますので楽しみですね。

総評★★★「地域応援アニメとしては間違いなく優秀」

トライ&エラーの連続とともに主人公の確かな成長を感じるところは、部活アニメとしては珍しいかもしれません。
穏やかな空気ですが話が進むごとにじわじわと期待をもたせてくれるため、全話通しての満足感はあります。

地域応援アニメとしては間違いなく優秀
それでいてキャラクターにも感情移入しやすく、ストーリーもシンプルながら飽きないようになっているので、総合的な評価は高いです。

アニメ部分は半分で、後半は声優陣によるご当地紹介パート。
そのため後半部分を飛ばしてしまい、EDを観ないという少しもったいない構成になっている。
アニメ単体の評価としては★4以上ですが、後半を加味すると★3にしました。


声優ファンなら逆に評価が上がるかもしれませんが、ライト層には少々受け入れにくい。

アニメとしてはおもしろかったので、放送が決定している2期にも期待ですね。

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