SF映画『インターステラー』
今回は映画『インターステラー』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『インターステラー』の基本データ
個人評価★★★★★
キャラクター ★★★★★
ストーリー ★★★★★
SF設定 ★★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- SF
- 家族
- 世界の終末感
- 恐怖(SF的な)
- 感動
- 国
- 宇宙
- 相棒
タイトル:『インターステラー』
原題:『Interstellar』
監督:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
リンダ・オブスト
製作総指揮:ジョーダン・ゴールドバーグ
ジェイク・マイヤーズ
キップ・ソーン
トーマス・タル
脚本:ジョナサン・ノーラン
クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
マイケル・ケイン
ウェス・ベントリー
トファー・グレイス
ウィリアム・ディヴェイン
ケイシー・アフレック
エレン・バースティン
ジョン・リスゴー
制作国:アメリカ
上映時間:169分
公開:2014年
関連オススメタイトル
映画『ゼログラビティ』
観てほしい「SF」映画からチョイス。恐怖感がヤバい。
映画『オブリビオン』
こちらも「宇宙SF」としてチョイス。世界の終末という雰囲気も似てますね。
あらすじ「なにもかもが砂に埋もれた世界で」
異常気象により世界中の植物が枯渇し、人類は滅亡の危機に瀕していた。元パイロットのクーパーと愛娘マーフィーはとある不思議な現象を目撃し、国の最高機密へとたどり着く。そこに隠されていたものとは世界の命運をかけた巨大プロジェクトだった。
探求心と好奇心が砂の下に埋もれてしまった時代。過酷な選択をしていくクーパーの進む先に、果たして家族との幸せな未来は待っているのだろうか。
ココが見どころ
GOOD
- 贅沢に尺を使った丁寧なSF描写
- 表情豊かで魅力的なキャラクターたち
- 濃厚な伏線を活かした終盤のカタルシス
- どうしようもない絶望感
- 気のきいたセリフの数々
総評★★★★★
文句なくおもしろかった。
SF設定は掘り下げていくとかなり難しいですが、”なんとなく”で理解してもストーリーを楽しむのに差し支えはありません。荒唐無稽とも思えるような光景にリアル感が足されていき、絶望感の増え方が不気味で本当に怖かった。ホラーではありませんが、SFならではの恐怖が楽しめます。その中でほんの一握りの希望にすがりつく描写が本当に上手い。
エンジニアやパイロット、農家として優秀な能力をもつ「クーパー」ですが、技術面よりも家族想いの父親としての表情が目立ち、この描写がストーリーの奥行きを豊かにしてくれました。人によっては「SF」よりも「人間ドラマ」の方が印象に残りやすいかもしれません。
キャラクター良し。ストーリー良し。SF映画らしい満足感に満ちた作品で、考察好きもニッコリ。考察ありきのおもしろさだけではなく、視覚でカタルシスを感じられるストーリーになっている点も嬉しい。少し長めの上映時間が気にならなければ本当にオススメのSF映画なので、未試聴の方はぜひ。
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