映画『バトルフロント』
今回はサスペンスアクション映画『バトルフロント』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『バトルフロント』の基本データ
あらすじ
麻薬潜入捜査官の仕事を辞め、田舎の街でリスタートを図る「フィル」。娘との穏やかな日々を望んでいた彼は、とあるイザコザが発展し、街を支配する麻薬密売人に目をつけられてしまう。娘を守るためフィルは再び銃を取り、巨悪へと立ち向かうのだった。
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- アクション
- サスペンス
- クライム
- 親子・家族
タイトル:『バトルフロント』
原題:『Homefront』
監督:ゲイリー・フレダー
製作:ケビン・キング=テンプルトン
シルベスター・スタローン
ジョン・トンプソン
製作総指揮:アビ・ラーナー
トレバー・ショート
ボアズ・デビッドソン
レネ・ベッソン
マーク・ギル
ジェームズ・D・スターン
ダグラス・E・ハンセン
脚本:シルベスター・スタローン
出演:ジェイソン・ステイサム
ジェームズ・フランコ
イザベラ・ヴィドヴィッチ
ウィノナ・ライダー
ケイト・ボスワース
クランシー・ブラウン
オマー・ベンソン・ミラー
レイチェル・レフィブレ
制作国:アメリカ
上映時間:100分
公開:2014年
原作:チャック・ローガン『Homefront』
関連オススメタイトル
「ジェイソン・ステイサム」主演のアクション映画からオススメの一作、『メカニック』をチョイス。
脚本・出演者つながりで『エクスペンダブルズ』もチョイス。こちらは2人が前線で大暴れしますね。
参考記事
評価★★★★
閉鎖的な田舎を舞台としたサスペンスアクション映画。娘に危害を加える奴には容赦しない元麻薬潜入捜査官が大暴れします。グロテスクさは抑えられていますが、痛々しい出血描写は多いのでご注意ください。
敵役によるヘイトの稼ぎ方が非常に上手く、終盤までは我慢の時間。強敵というより陰湿かつ狡猾なタイプのボスで、ストレスはかなり溜まります。アクション映画らしい方法でちょこちょこストレス解消はしてくれますが、大きなカタルシスはかなり遠いです。
ストーリーの根幹は「逆恨み」。理不尽が理不尽を呼び、一方的に降りかかる暴力にどう振り払うのかがストーリーの終着点で、その点は非常にわかりやすい。消化不良なキャラクターや、扱いが雑になっている演出は続編を見据えてのものか、判断できないですね。クライマックスは冒頭を観ればおそらく予想できると思いますが、人によっては解放感は控えめに感じるかも?
主人公「フィル」が一方的な暴力者にならないよう筋は通しており、ご都合主義なところもありますが、勧善懲悪のわかりやすい「アクション映画」らしい映画でした。
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