映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
今回は映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。
この作品は
「コメディ好き」な方
にオススメです
この作品が含む要素やジャンル
・実写化
・コメディ
・アクション
・フランス
→似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています
ざっくり作品紹介
タイトル:『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
原題:『Nicky Larson et le parfum de Cupidon』
監督:フィリップ・ラショー
脚本:フィリップ・ラショー
ジュリアン・アルッティ
ピエール・デュダン
ピエール・ラショー
出演:フィリップ・ラショー
エロディ・フォンタン
タレク・ブダリ
ジュリアン・アルッティ
ディディエ・ブルドン
制作国:フランス
上映時間:93分
公開:2019年
原作:北条司『シティハンター』
ざっくりあらすじ
凄腕のスイーパー「シティーハンター」こと冴羽獠のもとに危険な依頼が舞い込んできた。匂いをかいだ者を虜にする惚れ薬「キューピッドの香水」奪還を頼まれた獠だったが、アクシデントにより事態はどんどん悪化していく。相棒の香とともに行動をはじめる獠は果たして、依頼を達成することができるのか。
北条司原作の人気コミック『シティハンター』がフランスで実写映画化!!!
ざっくり評価レビュー
★4 良実写化作品。コメディ色は濃い目。
イロモノ作品かと思いきや、想像以上に原作へのリスペクトが高い『シティハンター』実写化映画。実写のせいかお国柄か、内容はコメディ色が非常に強いです。些細なストーリーの描写不足も笑い飛ばせるくらいにコメディの密度が濃く、結構なブラックジョークも混じえながら、異常なテンポの良さでまったく飽きが来ませんでした(動物愛護団体には怒られそう)。
それでいて締めるところは締めているので、しっかり『シティハンター』テイストに仕上がっています。とくに獠の緩急が効いた性格はよく表現されていて、原作ファンでも満足できるでしょう。
人気マンガの実写化作品として風当たりが強いと思いますが、そんな憶測を乗り越えるパワーをもった映画でした。ただ「実写」かつ「キャストが外国人」なので、ビジュアル面からくる違和感でどうしても受け付けないという方はいそうです。私も視聴序盤ではキャストに違和感を感じました。しかしストーリーが進むと自然に違和感が薄れ、キャストが画面に馴染んできました。
ちょっとでも興味がある方は「フランス版実写版」と色眼鏡で見ずに視聴してみてください。
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