今回はマンガ『実は私は』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『実は私は』の基本データ
タイトル:『実は私は』
作者:増田栄二
出版社:秋田書店
掲載紙:週刊少年チャンピオン
発表:2013~2017年
巻数:全22巻
あらすじ「どうなる!?彼女の秘密と恋の行方!」
思っていることがすべてバレてしまう正直すぎる高校生「黒峰朝陽」には片想いの相手がいた。
片想いの相手であるミステリアスなクラスメイト「白神葉子」に告白する覚悟を固めた朝陽だったが、そんな折に彼女の重大な秘密を知ってしまう。
果たして気になるあの娘の秘密を守れるのか。そして朝陽の恋の行方は!?
視聴者・読者層キーワード
- ギャグ
- ラブコメ
- 青春
- 秘密
- ポンコツキャラ
- 吸血鬼
- 宇宙人
キーワードで関連オススメタイトル
小説「乃木坂春香の秘密」
ヒロインの「秘密」を守るラブコメ。こちらは笑いより萌え要素の方が強い。
マンガ,アニメ,ゲームなど「月姫」
ヒロインの「吸血鬼」属性から。
内容はシリアスが主軸。ゲームリメイクも決定しましたね。
小説「秘密」
作風も雰囲気もまったく違いますが、「秘密」といえばこの小説。
ココが見どころ
個性豊かと表現するにはあまりにも濃すぎるキャラクターたち。
そんなキャラたちが繰り出すハイテンションギャグが最大の見どころ。
登場するキャラは人間だけではなく、
吸血鬼
宇宙人
未来人
………etc
といった種族が登場します。
まだまだ多様な種族が登場しますが、人間のアクも強いのであまり区別はしなくていい気がします。
あと半分以上はポンコツ属性もち。
あらすじに「ミステリアス」という言葉を書くときに思わず笑ってしまいました。
ラブコメ要素は物語の主軸ではあるものの、ギャグ力が強すぎてサブジャンルという感じ。
SF要素も少しだけあったりなかったり。
総評★★★★「強すぎるギャグ要素がラブコメを飲み込む優等生作品」
ラブコメ要素を主軸に物語を通しながら、強すぎるギャグ要素に飲み込まれる作品。
ジャンルを聞かれたら私は迷いなく「ギャグ」と答えます。
初期の設定からだいぶ逸れていってるのは可愛いところ。
この辺りは長期連載の少年マンガらしさを感じますし、チャンピオンだと尚更という感じがしますね。
ギャグマンガの中では比較的絵も作風もキレイな方なので、オススメできる読者層は範囲は広いです。ラブコメとしても一応「青春ラブコメ」に分類できると思うので読み味もしつこくない。
総じて「ギャグマンガの優等生」というところに落ち着く、秀逸作品ですね。
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