映画『マトリックス』
今回のオススメ映画はSFアクションシリーズ『マトリックス』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な評価や見どころ、関連オススメ作品をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『マトリックス』の基本データ
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★
アクション ★★★★
SF設定 ★★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- SF
- アクション
- 機械
- 仮想世界、サイバー
- 世界の終末
- シリーズ作品
タイトル:『マトリックス』
原題:『The Matrix』
監督:アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
製作:ジョエル・シルバー
製作総指揮:バリー・M・オズボーン
アンドリュー・メイソン
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
アーウィン・ストフ
ブルース・バーマン
共同製作:ダン・クラッチオロ
脚本:アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーヴス
ローレンス・フィッシュバーン
キャリー=アン・モス
ヒューゴ・ウィーヴィング
グロリア・フォスター
ジョー・パントリアーノ
マーカス・チョン
ジュリアン・アラハンガ
マット・ドーラン
ベリンダ・マクローリー
制作国:アメリカ
上映時間:136分
公開:1999年
関連オススメタイトル
アニメ映画『攻殻機動隊』。1995年公開で、テレビアニメ放送は2002年(原作はコミック)。
「SF」からのチョイス。制作にあたり影響を受けた作品といわれています。
小説『ニューロマンサー』
同じく「SF」からチョイス。電脳世界観を描くSF作品に多大な影響を与えたといわれる小説。
映画「ターミネーター」
「SFアクション」からチョイス。こちらもシリーズが長く続くビッグタイトルですね。個人的には『2』が好き。
あらすじ「人類とコンピュータの戦いに終止符を打つのは、いったい誰なのか」
凄腕ハッカー「ネオ」は謎の美女「トリニティ」との出会いにより、今まで現実だと思っていた世界が「マトリックス」と呼ばれる仮想世界であることを知る。ほとんどの人間たちがコンピュータによって支配されている現状で「救世主として世界を救ってほしい」と頼まれた「ネオ」は、迷う暇もなく戦いの中心へと誘われていく。
人類はコンピュータの攻勢に抗うことはできるのか。果たして「ネオ」は救世主なのか。
ココが見どころ
GOOD
- 考察が捗るSF設定
- 世界観を活かした多彩なアクション
- どんどん増していく主人公の魅力
- 不気味な敵の魅力
総評★★★★
「サイバー」という単語から想像する映画の中では間違いなく上位に入るであろう、SFアクション。
主人公「ネオ」が信じられない現実にどんどん飲み込まれ、物語の中心に吸い込まれていきます。この抗いようのない渦巻に飲み込まれるようなストーリーから「選択」というキーワードが浮かび上がることで、「ネオ」の行動に自然と注目していきます。
サイバー世界や設定の作り込みもすばらしく、カンフーや柔術を即座にインプットできる設定を活かした幅の広いアクションを見せてくれます。ただし決まり組手のような力感のない表現や、ワイヤーアクション前提の動きは好みが分かれるかもしれません。それでも印象に残るカットが非常に多く、アクションのクオリティは安定して高水準です。
「SF」「アクション」どちらも作品を語る上で欠かせない柱となっていて、「SFアクション」というジャンルがしっくりくる映画でした。
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