今回はアニメ『魔法少女特殊戦あすか』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。原作マンガは未読です。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『魔法少女特殊戦あすか』の基本データ
タイトル:『魔法少女特殊戦あすか』
発表期間:2019年
原作マンガ
原作:深見真
作画:刻夜セイゴ
軍事設定協力:田村尚也
出版社:スクウェア・エニックス
発行年:2015年~
あらすじ「一生分を戦い抜いた魔法少女、再び戦場へ」
異世界からの侵攻により脅かされた平和な現実世界。
「マジカルファイブ」と呼ばれる魔法少女たちの活躍と犠牲により、世界はつかの間の平和を取り戻す。
そんな平和に再び影が差したとき、一生分を戦い抜いた「魔法少女」たちは再び戦場へ赴く。
オススメ視聴者層
- 「シリアス系魔法少女」好き
- 「グロテスク」な表現に耐性のある方
勝手に関連オススメタイトル
アニメ「魔法少女魔法少女まどか☆マギカ」
よく比較対象に挙げられます。
マンガ or アニメ「アカメが斬る!」
過酷な世界観&描写から。
映画「バイオハザード」
これが平然と観られるなら、おそらく視聴に問題ナシ
ココが見どころ
シリアスな魔法少女が存在する世界観
「魔法少女」のもつ萌え萌えしたイメージからかけ離れた、だいぶシリアスな世界観です。
一話を数分観ていただければハッキリわかります。
「一生分戦い抜いた」はずなのに、まだまだ戦いが終わらないという絶望が最初からヒシヒシと伝わってきます。
残酷な描写が結構ありますが、この世界観を表現するには必要な要素です。
ミリタリー要素が入っていることもリアリティを加速させます。
ただ残酷描写、出血描写が苦手な方の視聴は厳しいです。
一話でしっかりふるいにかけられるので、好奇心で観る方はココでしっかり決めましょう。
「可愛い」より「カッコイイ」が先にくるキャラクター
「マジカルファイブ」なんてファンシーな名前の少女たちが物語の核ですが、ネーミングからはかけ離れた過酷な人生を歩んでいます。
それゆえに、そこら辺の大人よりよほど老成した価値観をもっています。
各キャラクターの変身アイテムもファンタジー感なく、現実的なアイテムです。
主人公なんて「カランビット」です。
←こんなのナイフです
他には「拳銃」や「ライター」などで変身し、戦い方も結構エグかったりします。
カッコイイから全然かまいませんが。
総評★★★★「人を選ぶが一話から引き込まれるシリアス魔法少女」
一度世界を救った少女たちの後日談。こういう話好きです。
「魔法少女魔法少女まどか☆マギカ」が比較対象に挙げられますが、コチラはより「リアル」寄り。
出血表現などが多いことからもハッキリ感想が分かれます。
静かでシリアスに物語が進行しますが、「シリアスにおもしろいことをする」というのも個人的にはツボ。
特に八話の「あるシーン」では、かなりヤバいことをしているはずなのに腹筋が破壊されました。
特にグロテスクな表現などに抵抗がなければ、オススメしたい作品です。
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