映画『祈りの幕が下りる時』あらすじ感想評価|感動ミステリ

オススメ紹介

今回は映画『祈りの幕が下りる時』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『祈りの幕が下りる時』の基本データ

タイトル:『祈りの幕が下りる時』
監督:福澤克雄
出演:阿部寛
 松嶋菜々子
 溝端淳平
公開:2018年

原作小説
著者:東野圭吾
出版社:講談社
発行:2013年

あらすじ

東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。
被害者は滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。
やがて捜査線上に浮かびあがる美しき舞台演出家・浅居博美(松嶋菜々子)。しかし彼女には確かなアリバイがあり、捜査は進展しない。
松宮脩平(溝端淳平)は捜査を進めるうちに、現場の遺留品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見する。
その事実を知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた–。加賀恭一郎“最大の謎”がついに明らかに。

※amazon掲載ページより引用

視聴者・読者層キーワード

  • 推理
  • ミステリ
  • 感動
  • 家族
  • 親子
  • 地獄

キーワードで関連オススメタイトル

小説「秘密」

「東野圭吾」先生の作品つながりで。
こちらも「家族」要素が強い。

ココが見どころ

視聴者を世界へ引きずり込む臨場感がスゴイ。

推理パートではドキドキしながら情報を頭の中で並べ、複雑な人間関係から展開されるドラマパートでは我がことのように涙が流れる。
演出というよりも、原作のパワーが強かったために惹きつけられた印象。

DNA鑑定について阿部寛が二言三言しゃべるだけで「切れるキャラクター」と分かるシーンは気持ちよかった。

総評★★★★「気持ちを切らさず通して観られる優秀ミステリ」

導入からドキドキしながら観てしまった。
ミステリ部分もよかったが、後半のドラマ部分で一気に持っていかれる。
最初から最後まで気持ちが切れることなく、通して観ることができるのは2時間映画として非常に強かった。
古臭くもなく、かといってハイカラな内容でもないので広い年齢層から評価されそうですね。

決して気分のいい話だけではないので、そこだけ少し注意。

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