今回は映画『TEKKEN -鉄拳-』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『 TEKKEN -鉄拳- 』の基本データ
タイトル:『TEKKEN -鉄拳-』
監督:ドワイト・リトル
公開:2010年
出演:ジョン・フー
ケリー・オーバートン
ケイリー=ヒロユキ・タガワ
あらすじ「支配された世界を拳で」
「鉄拳コーポレーション」によって支配された世界、荒事を請け負うことで生活していた青年「風間仁」。
己の強い憤りから目をそらしていた仁だったが、ある事件をきっかけに自らの感情と向き合う。
覚悟を決めた仁は、優勝者は世界の覇権を握るといわれる武術大会「アイアン・フィスト」に参加するのだった。
視聴者・読者層キーワード
- 格闘アクション
- ゲーム実写化
キーワードで関連オススメタイトル
映画「名探偵ピカチュウ」
こちらもゲームが原作の実写化映画。
人物ではなく「ポケモン」というキャラクターを実写化している以上、心理的なハードルは高めですが比較的クオリティは安定しています。
参考
映画「バイオハザード」シリーズ
ゲームが原作の実写化映画。
少々過激な表現が多いため人を選びますが、長生きしている映画タイトルです。
参考
ココが見どころ
GOOD
- 銃火器をはじめとした派手な演出は見応えを感じる気がする
- 格闘アクションはそこそこ迫力がある
BAD
- 原作と差異のある設定が多く、「鉄拳」というタイトルにする意味があまりない。
- 濡れ場がくどい(洋画らしいといえば洋画らしい)
- 急展開を納得させるだけの状況説明がない
総評★★「格闘アクション作品としての芯がほしかった」
序盤から通して迫力あるシーンは多いのだが銃火器による爆発が多く、最初は十分見られる格闘シーンも、次第に武器を多用することが多くなっていく。
迫力という点は問題ないのだが、「鉄拳」というタイトルから「格闘アクション」を期待して視聴する人は肩透かしをくらう。
キャラクターの強さ・性格・格闘スタイルはあまり原作に準拠しておらず、原作を知る方ならとくに「平八はもう少し頑張ってほしい」と思うのではないだろうか。
原作知識がまったくない方なら、ある程度は楽しめる……かと思いきや、急展開に疑問符を浮かべたりまとめ方は雑だったりと、積極的にオススメはしづらい。
楽しみ方としては原作ゲームのファンがネタとして視聴するのがベストか。
熱心なファンであるほど受け入れ難いかもしれないが。
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