ゾンビ映画『デッドライジング ウォッチタワー』あらすじ感想評価

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映画『デッドライジング ウォッチタワー』

今回は映画『デッドライジング ウォッチタワー』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

評価★★★
 キャラクター  ★★★
 ストーリー   ★★★
 アクション   ★★★

作品キーワード

  • ゲーム原作
  • 実写化
  • アクション
  • サバイバル
  • ホラー
  • ゾンビ
  • 政治

映画『デッドライジング ウォッチタワー』の基本データ

タイトル:『デッドライジング ウォッチタワー』

原題:『Dead Rising: Watchtower』
監督:ザック・リポフスキー
脚本・製作:ティム・カーター
製作総指揮:ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
    辻本春弘
出演:ジェシー・メトカーフ
   ミーガン・オリー
   バージニア・マドセン
   デニス・ヘイスバート
   ロブ・リグル
   キーガン・コナー・トレイシー
公開:2015年
制作国:アメリカ
上映時間:118分

原作ゲーム

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あらすじ「ゾンビがはびこる街からの脱出。障害となる敵は……」

ゾンビパンデミックが発生し、ゾンビウイルス感染者を治療するため「ゾンブレックス」が市民に投与されていた。取材のため治療現場に赴く「チェイス」だったが、ゾンブレックスを投薬したはずの患者からゾンビが出現。瞬く間に症状は広がり、空気感染の恐れから周辺の街一体は封鎖されてしまう。脱出を試みる「チェイス」に襲いかかるゾンビの群れ。そして脅威はゾンビだけではなく……。

ココが見どころ

見どころゾンビやサイコパスをはじめとした恐怖のまん延見どころ

ジャンルとしては「ゾンビサバイバル」といえる内容ですが、怖いのはゾンビだけではありません。ゾンビ以上に狂った行動をみせる「サイコパス」をはじめ、ゾンビ化していない人間にゾンビ以上の恐怖を感じます。それは主人公たちにも同様にいえることで、最初はゾンビを恐れるだけだった一行が武器をもって平然とゾンビを蹂躙していく様子は「凄惨」の一言。人によっては爽快に感じるのかもしれませんが、出血描写などに耐性のない方の視聴は厳しいでしょう。

武器を作成する風景や、登場キャラクターの使い方(とくに「フランク」)など、原作ゲームをご存知の方ならクスリとなる描写が所々に観られます。ゾンビを蹂躙するシーンや、原作再現要素など、人によって評価に差が出てくる要素の多い作品です。

総評★★★「まとまりはしたけど、スッキリしないクライマックス」

主人公は決して善人ではないし、他のキャラクターも善悪をそれぞれ善悪を合わせながら行動します。リアル感よりもゲームのような演出が強いので、それを踏まえて観ないと高評価は難しいかもしれません。
最後の演出は気が利いているようで利いていない消化不良。「終わり良ければすべて良し」とは逆の結果になってしまいました。最後がしっかりしていれば評価はもう一段上がります。序盤で「少しガッカリ」、中盤で「思ったよりおもしろいかも?」、終盤で「ガッカリ」といった残念な印象が残ってしまいました。内容的に多分続きは作られなさそうですね……。

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