映画『コンスタンティン』
今回はファンタジーアクション映画『コンスタンティン』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(あらすじ程度のネタバレを含みます)
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★
アクション ★★★
世界観 ★★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- オカルト
- 超能力
- ファンタジー
- 神
- 天使
- 悪魔
- エクソシスト
『コンスタンティン』の基本データ
タイトル:『コンスタンティン』
原題:『Constantine』
監督:フランシス・ローレンス
製作:ローレン・シュラー・ドナー
ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
アーウィン・ストフ
ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
アキバ・ゴールズマン
製作総指揮:ギルバート・アドラー
マイケル・アグィラー
脚本:ケビン・ブロドビン
フランク・カペロ
撮影:フィリップ・ルースロ
美術:ナオミ・ショーハン
衣装:ルイーズ・フログリー
編集:ウェイン・ウォーマン
音楽:ブライアン・タイラー
クラウス・バデルト
出演:キアヌ・リーブス
レイチェル・ワイズ
シャイア・ラブーフ
ジャイモン・フンスー
マックス・ベイカー
プルイット・テイラー・ビンス
ティルダ・スウィントン
ピーター・ストーメア
公開:2005年
制作国:アメリカ
上映時間:121分
原作:ジェイミー・デラノ ガース・エニス
関連オススメタイトル
全13話のドラマ版。
あらすじ「天界と地獄、そして人間界の均衡が崩れる」
天界・人間界・地獄、それぞれ思惑を抱えながら世界の均衡が保たれている中で、「ジョン・コンスタンティン」はロサンゼルスで悪魔祓いとして活動していた。依頼により悪魔に憑かれた少女を助けることに成功するジョンだったが、悪魔の不審な様子から何者かの暗躍に勘づく。調査の末とある女性の自殺現場へといき着いたジョンは、刑事「アンジェラ・ドッドソン」と行動を共にしながら事件の真相へと迫っていく。
ココが見どころ
天使と悪魔と人間と。技術を駆使したファンタジー世界観
映像技術をフル活用した世界観の作り込みが丁寧。主人公「ジョン・コンスタンティン」をはじめとしたそれぞれの超常的な能力や、宗教的な価値観が色濃く描かれています。主人公が悪魔祓いであることから超能力で敵を倒していくように思えますが、道具や機転による人間らしい戦い方がメイン。ハードボイルドとまではいきませんが、影のある生き方や行動がほどほどに人間臭く、ほどほどに憧れを抱かせる人物像として成立していました。演出として名脇役となった「煙草」も映えていましたが、体に悪いので気をつけましょう。
総評★★★★「天使や悪魔といったファンタジー要素が好きならオススメ」
ガチガチのアクションもじゃなく、映像技術をフル活用した世界観や雰囲気を楽しむ映画。ジョンの影のある生き方もカッコ良かった。天使と悪魔、天国と地獄といった宗教要素がてんこ盛りなので、よく作れたなぁという印象が強いです。
天使や悪魔が存在する世界に人間が立ち向かうという設定は受け入れやすく、アクションにこだわらない見せ方で、主人公「ジョン」の人物像も魅力的でした。
アクションなどの迫力から爽快感を得るのではなく、壮大なストーリーへの没入感に浸るという楽しみ方なので、人によって好みは分かれそうです。「アクション」に期待している方は少しガッカリするかもしれません。神や悪魔を題材としたファンタジーに期待している方ならかなりオススメの作品なので、ご興味があればぜひご覧ください。
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