映画『ラスト サムライ』
今回は時代アクション映画『ラスト サムライ』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- 日本
- アメリカ
- アクション
- 時代劇
- 侍
- 刀
- 殺陣
『ラスト サムライ』の基本データ
タイトル:『ラスト サムライ』
原題:『The Last Samurai』
監督:エドワード・ズウィック
製作:トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー
エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコビッツ
スコット・クルーフ
トム・エンゲルマン
製作総指揮:テッド・フィールド
チャールズ・マルベヒル
リチャード・ソロモン
ビンセント・ウォード
脚本:ジョン・ローガン
エドワード・ズウィック
マーシャル・ハースコビッツ
撮影:ジョン・トール
美術:リリー・キルバート
衣装:ナイラ・ディクソン
編集:スティーブン・ローゼンブラム
音楽:ハンス・ジマー
上映時間:154分
制作国:アメリカ
公開:2003年
関連オススメタイトル
日本文化を尊重した作風からチョイス。小説原作の映画で、他にも何度か映像化しています。
あらすじ「新しき時代で侍が生きる道」
南北戦争の英雄「オールグレン」はその腕を買われ、軍隊の教官として日本へやってきた。しかしオールグレンは戦いに疲れ果て、戦場の生き方に意味を見いだせないでいた。無茶な命令により日本の戦場へ駆り出された彼が見たものは、まったく異なる価値観で戦場を駆ける「侍」たちだった。古き時代を生きてきた者と、新しき時代を生きていく者の戦いが今始まる。
ココが見どころ
リスペクトのある時代アクション
時代移り変わりによって不要となった「侍」が、銃をかついだ新しい時代の者たちと戦うというもの。序盤では「侍 = 主君に仕える者」と紹介されていますが、物語が進むにつれ意味だけではなくいろいろな感情が積み重ねっていきます。かなり美化はされていますが「侍」という言葉を追及した作品ですね。古い文化を嫌う方もいるかもしれませんが、新しい文化だけを尊重し過去を鼻で笑うのがカッコイイとは限りません。「侍」に限らず現代の価値観にも訴える力のあるテーマです。
総評★★★★「美化演出もエンターテインメントとして楽しめる」
ストーリーは映画らしく分かりやすいようにしており、時代考証や演出にツッコミはありますが、矛盾はあまりないと思います。殺陣のシーンはシンプルにカッコ良く、よほど目が越えている方でなければ満足度は高いでしょう。ご都合主義の演出、侍の美化などエンターテイメント要素を存分に詰め込み、国内国外両方に受けら入れられる作品として仕上がっています。銃をもった新時代の者たちを「悪役」のみの存在として落とし込まず、それぞれを尊重する見方ができる点も良かったです。
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