映画『ハミングバード』をざっくりレビュー|あらすじ感想・評価

映画_ハミングバード オススメ紹介

映画『ハミングバード』

今回は映画『ハミングバード』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

映画『ハミングバード』の基本データ

あらすじ

軍法違反により追われる身となった「ジョセフ・スミス」はホームレスとして路上に身を隠していた。ある日、ホームレス狩りのギャングにから逃げ込んだジョセフは、住人が長期外出している高級アパートを偶然発見する。アパートを根城に仕事を見つけたジョセフは、過去の自分からの「生まれ変わり」を計画するのだが……。

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • 戦争・戦場
  • クライム
  • 裏社会
  • アクション
  • 復讐

タイトル:『ハミングバード』
原題:『Hummingbird』
監督:スティーブン・ナイト
製作:ポール・ウェブスター
   ガイ・ヒーリー
製作総指揮:スチュアート・フォード
      ブライアン・カバナー=ジョーンズ
      ディーパック・ネイヤー
      ジョー・ライト
脚本:スティーブン・ナイト
撮影:クリス・メンゲス
美術:マイケル・カーリン
編集:バレリオ・ボネッリ
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ジェイソン・ステイサム
   アガタ・ブゼク
   ビッキー・マクルア
   ベネディクト・ウォン
   ジャー・ライアン
   デビッド・ブラッドリー
制作国:イギリス
上映時間:100分
公開:2013年

関連オススメタイトル

主演「ジェイソン・ステイサム」つながりではアクション映画『メカニック』がオススメ。「裏社会」の「アクション」ものの印象がやはり強いですね。

予想したものと異なる空気の作り方からサスペンス映画『セブン』もチョイス。キャストも作風もまったく違いますが、妙に記憶に残る雰囲気が個人的に似ているかな~と。クライマックスに賛否あり。

評価★★★

おもしろい。
期待していたアクション要素こそ薄かったものの、良い意味で期待を裏切れってくれた映画でした。ジャンルとしては「クライム」「サスペンス」「アクション」あたりになるでしょうか。

戦場のトラウマを抱えた元軍人が、言葉少なに状況を物語る描写が非常に上手い。暴力を振るって金を稼いだかと思えば、ホームレスに稼いだ金を配るといった不安定に見える態度。偽善とも迷いとも捉えられる行動が一貫していて、過去から抜け出せない姿が心に刺さります。

情緒あふれる雰囲気づくりはかなり上手く、アクション抜きでもジェイソン・ステイサムの演技がマッチしていました。予想よりアクション要素が薄かったので「主演他の人でも良かったんじゃない?」なんて思ったりもしましたが、振り返ってみると割とハマリ役だったかも。

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