映画『ハンコック』
今回は映画『ハンコック』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
映画『ハンコック』の基本データ
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★
アクション ★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- ヒーロー
- アクション
- コメディ
- ドラマ
タイトル:『ハンコック』
原題:『Hancock』
監督:ピーター・バーグ
脚本:ビンセント・ノー
ビンス・ギリガン
製作総指揮:イアン・ブライス
ジョナサン・モストウ
リチャード・サパースタイン
製作:アキバ・ゴールズマン
マイケル・マン
ウィル・スミス
ジェームズ・ラシター
出演:ウィル・スミス
ジェイソン・ベイトマン
シャーリーズ・セロン
ジェイ・ヘッド
エディ・マーサン
制作国:アメリカ
上映時間:92分
公開:2008年
関連オススメタイトル
映画『バットマン ビギンズ』
「ヒーロー」「街の治安の悪さ」からチョイス。「バットマン」は超能力者ではありませんが。
5日ほどハンコックが街から離れると犯罪増加率が30%になりましたが、ゴッサムシティからバットマンが居なくなると……ね。
映画『アクアマン』
ヒーローものからチョイス。
あらすじ「街の嫌われ者、一躍ヒーローに」
超能力を人助けに使うどころか日常的に公共物を破壊し続ける街の嫌われもの「ハンコック」。そんな彼に偶然命を救われた「レイ」は、ハンコックをPRして悪いイメージを払拭しようと提案する。乗り気ではなかったハンコックも彼のしつこい説得に付き合っていくうちに、段々と心を動かされ……。
ココが見どころ
GODD
- 極端な特性のキャラクターを活かしたアクション
- 主軸を際立出せるコメディ・ドラマ要素
- ハンコックの能力
– 銃弾を通さない強固な肉体
– 列車を軽く受け止めるパワー
– 機敏な飛行能力
BAD
アクション映画としてのカタルシスは薄め
ストーリーもあっさり風味
総評★★★★
ふつうに面白かった
街の嫌われ者が徐々にヒーローとしての魅力を身に着けていくアクション作品。ニヤリとするギャグシーンや、キャラに奥行きを加えるドラマシーンも完備で、序盤で感じていた期待値を越えて満足させてもらいました。
日常的に公共物を破壊する「迷惑系超能力者」として冒頭から認知度が高いキャラは、ヒーローものとしてはわりと珍しいかもしれません。顔バレも含めると『アクアマン』が近いでしょうか。ただ知名度があるのに刑務所の悪人たちが正面切ってケンカを売ってくるのは少し違和感がありましたが。
「ヒーローアクション映画」に期待されるカタルシスは薄く、ストーリーの物足りなさはあるものの「ハンコック」の魅力を上手くまとめた印象。「人の域を超えた力を持つ者に、人のルールが通じるのか」なんてことも自然と想起させ、極端なキャラクターを軸にしていてもシンパシーを感じやすい内容でした。
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