映画『君の名は。』
今回は青春アニメ映画『君の名は。』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。
この作品は
「青春ファンタジー」が好きな方
にオススメです
この作品が含む要素やジャンル
・「恋愛要素(特殊)」のある物語が読みたい方
・「ファンタジー」要素ある物語が読みたい方
→似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています
ざっくり作品紹介
ざっくりあらすじ
至って普通の男子高校生生活を送っていた「立花瀧」は、朝目を覚ますと見知らぬ女性の体になってしまっていた。まったく異なる環境に混乱するものの、一日経過すると元の体に戻っており胸をなでおろす瀧。しかし周囲の反応から自分が「見知らぬ誰かと入れ替わっていた」ことに気づき、いつしか不思議な入れ替わりを楽しむようになっていく。
タイトル:『君の名は。』
脚本・原作:新海誠
声:神木隆之介
上白石萌音
制作国:日本
上映時間:107分
公開:2016年
ざっくり評価レビュー
★4 ビジュアルに圧倒される青春ファンタジー
良かった点をざっくりまとめると
・画がキレイ
・シンパシーを感じやすい青春要素
・大まかなストーリーがわかりやすい
悪い点は
・細かい設定はツッコめる
・ストーリーがわかりづらい?
ストーリーは青春要素がとても強く、主人公が男女いるためかなり感情移入しやすい内容でした。入れ替わり中の記憶云々をはじめ、設定はけっこうご都合主義ではありますが、フィクション作品としては許容範囲。細かいところは幾らでも突っ込めるのでしょうが、気にならないほどに面白さが詰まっています。逆にストーリーのほころびを考察する楽しみ方もできますね。
とくに「画のクオリティが高い」というのが大きな武器。魅力的な人物たちももちろん丁寧に描かれていますが、やはり壮大な背景に引き込まれます。シンプルに見た目だけで満足感を得られるというのは強く、ストーリーに多少不満があってもビジュアルだけで印象をひっくり返すだけの力がありました。
話題作だったこともありムダに期待感を膨らませすぎると、人によってはガッカリするかもしれません。が、よほど神経質に粗さがしをしなければ良い所皆無という感想にはならないでしょう。個人的には「男女入れ替わりもの」というジャンルが苦手で、序盤を中心に我慢を強いられましたが、エンディングまで観ればちゃんと満足できました。
今更描くのもアレですが、改めて一般受けしやすい要素が詰まっている作品だと感じました。ただし過度な期待をもっていたり、逆張り精神で視聴すると当然楽しみは半減します。酷評されるようなクオリティではないので、肩の力を抜いてみるのが吉ですね。
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