『宇宙SF』おすすめ映画まとめ|キャスト・あらすじもざっくり紹介

映画まとめ_宇宙SF オススメ紹介
ことほぎ
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宇宙を舞台としたSF映画

のまとめ記事です

「近未来」や「怪獣」など幅広いSFジャンル作品の中でも「宇宙」を舞台にした作品はスケールの大きさ、美麗なビジュアルなどで人気の作品が多いです。もちろん濃厚なSF設定で満足度が高い作品もたくさんあるので、今回はそんな「宇宙SF」作品を紹介します。気になる作品があれば、ぜひご覧になってください。

(タイトルは随時追加中)

ヒューマンドラマ or スリラー

『インターステラー』

原題:『Interstellar』
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン
   クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー
   アン・ハサウェイ
   ジェシカ・チャステイン
上映時間:169分
公開:2014年

あらすじ「なにもかもが砂に埋もれた世界で」

異常気象により世界中の植物が枯渇し、人類は滅亡の危機に瀕していた。元パイロットのクーパーと愛娘マーフィーはとある不思議な現象を目撃し、国の最高機密へとたどり着く。そこに隠されていたものとは世界の命運をかけた巨大プロジェクトだった。探求心と好奇心が砂の下に埋もれてしまった時代。過酷な選択をしていくクーパーの進む先に、果たして家族との幸せな未来は待っているのだろうか。

ざっくりオススメポイント

贅沢に尺を使った丁寧なSF描写で満足度の高い名作。「宇宙SF」というジャンルがピッタリの内容で、家族の愛情を描写したヒューマンドラマにも要注目。

『ゼロ・グラビティ』

原題:『Gravity』
監督:アルフォンソ・キュアロン
音楽:スティーブン・プライス
出演:サンドラ・ブロック
   ジョージ・クルーニー
   エド・ハリス
上映時間:91分
公開:2013年

あらすじ「宇宙空間に投げ出されたクルー。襲いかかる自然」

宇宙空間で選外作業をしていた「マット・コワルスキー」ら宇宙飛行士たち。不運にも作業中に宇宙ゴミが高速接近し、搭乗していたスペースシャトルが危機に見舞われてしまう。クルーたちは避難を試みるも、医療技師「ライアン・ストーン」博士が事故の衝撃で宇宙空間に投げ出されてしまう。マットの協力のもと命をつなぎとめるストーン博士だったが、彼女たちの命の危機はまだ去っておらず……。

ざっくりオススメポイント

下手なホラー作品よりも怖い宇宙空間の危険性を描写した作品。目が離せないサスペンスが好きな方にオススメの一作です。

『アルマゲドン』

原題:『Armageddon』
監督:マイケル・ベイ
脚本:ジョナサン・ヘンズリー
   J・J・エイブラムス
出演:ブルース・ウィリス
   ビリー・ボブ・ソーントン
   リブ・タイラー
上映時間:150分
公開:1998年

あらすじ

人工衛星を修理していたスペースシャトルが流星雨との衝突により連絡が途絶。流星雨はやがて地球に降り注ぎ、滅亡的な被害を与えてしまうと判明してしまう。滅亡の危機を回避するため、人類の決死の抵抗がはじまる。

ざっくりオススメポイント

人類滅亡の危機に立ち向かう大スケール映画。パニック&ヒューマンドラマを合わせもったシンプルなストーリーはまさしく「王道」。予想通りの内容で、予想以上に楽しめるところに地力の高さを感じますね。

『レッドプラネット』

原題:『Red Planet』
監督:アントニー・ホフマン
脚本:チャック・ファーラー
   ジョナサン・レムキン
原案:チャック・ファーラー
出演:キャリー=アン・モス
   バル・キルマー
   トム・サイズモア
上映時間:106分
公開:2001年

あらすじ

2050年の地球は環境汚染が進み、人類は火星への移転に希望を見ていた。火星調査のために派遣された主人公たち一行は、トラブルにより宇宙船が破損。緊急脱出した地上メンバーと宇宙船に残った船長の2手に分かれてしまう。地球の希望がゆだねられたミッションの行く末は……。

ざっくりオススメポイント

お約束をおさえた手堅い宇宙SF作品。意外性に欠ける分シンプルなストーリーを楽しめるため、肩の力を抜いて観られます。

『アポロ13』

原題:『Apollo 13』
監督:ロン・ハワード
原作:ジム・ラベル
   ジェフリー・クルーガー
脚本:ウィリアム・ブロイルズ・Jr.
   アル・ライナート
   ジョン・セイルズ
出演:トム・ハンクス
   ケビン・ベーコン
   ビル・パクストン
   ゲイリー・シニーズ
上映時間:140分
公開:1995年

あらすじ「宇宙船トラブル発生。生き残るために下す過酷な決断」

アポロ11号、12号に続き打ち上げの準備が進められていた13号。しかし月を目前に爆発事故が発生、トラブルに見舞われたクルーは宇宙空間で生き残るべく過酷な決断を迫られる。

ざっくりオススメポイント

1995年に公開された宇宙空間のパニック映画。アポロ13号の実話を基に構成されたストーリーと満点のスリルとともに人間ドラマを描く。

『オデッセイ』

原題:『The Martian』
監督:リドリー・スコット
原作:アンディ・ウィアー
脚本:ドリュー・ゴダード
出演:マット・デイモン
   ジェシカ・チャステイン
   クリステン・ウィグ
上映時間:142分
公開:2016年

あらすじ「火星独り残された男による決死のサバイバル」

火星探査チームとしてミッションに参加していた宇宙飛行士マーク・ワトニーは、トラブルにより火星に一人置き去りになってしまう。食料や水、酸素までが限定された極限の状況で生き残るべく、マークは火星の環境に立ち向かっていくのだが……。

ざっくりオススメポイント

アンディ・ウィアーの小説『火星の人』を原作とした映画で、「火星に独り」というあまりにも絶望的な設定に興味をそそる一作。サバイバル作品が好きな方にオススメです。

『アド・アストラ』

原題:『Ad Astra』
監督:ジェームズ・グレイ
脚本:ジェームズ・グレイ
   イーサン・グロス
出演:ブラッド・ピット
   トミー・リー・ジョーンズ
   ルース・ネッガ
上映時間:123分
公開:2019年

あらすじ

宇宙生命体との出会いを求めて16年、宇宙空間を旅していた父からの連絡が途絶。父の影響で宇宙飛行士として活躍するようになったロイだったが、ある日軍から父クリフォードが生きていることが明かされる。ロイは父を探しに宇宙へと旅立つのだったが、その胸のうちは……。

ざっくりオススメポイント

宇宙飛行士親子によるSF大作。広大な宇宙を背景にしていますが、人間の内面へのフォーカスも強く、「宇宙と人」が対照的に心にのこります。親子の話は複雑だけどシンプル。宇宙空間のような大スケールの背景でなくても、似たようなことなら身近でもありそうです。

『インデペンデンス・デイ』

原題:『Independence Day』
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ディーン・デブリン
   ローランド・エメリッヒ
出演:ウィル・スミス
   ビル・プルマン
   ジェフ・ゴールドブラム
上映時間:145分
公開:1996年

あらすじ

アメリカをはじめ世界各地に突如現れた円盤型の宇宙船。宇宙船は各地に攻撃を行い、甚大な被害を受けた人類は異星人への反撃を決断する。しかし異星人の戦力は予想を遥かに超えており、人類は絶望へと縁へと立たされるのだった。

ざっくりオススメポイント

異星人襲来タイプの宇宙SF映画。未知の技術をもった異星人に対しうてる手段を人類が模索するものの、通用せずにどんどん追い詰められていく。いろんな映画を彷彿とさせるストーリー描写もしばしば登場します。『アイ・アム・レジェンド』などに出演したウィル・スミスが主演。

『コンタクト』

原題:『Contact』
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ジェームズ・V・ハート
   マイケル・ゴールドバーグ
出演:ジョディ・フォスター
   マシュー・マコノヒー
   ジョン・ハート
上映時間:1997分
公開:150年

あらすじ

地球外生命体の研究をしていたエリーは、ある夜天体観測中に正体不明の電波信号をキャッチする。信号の解読を試みるエリーだったが、政府や宗教などさまざまな思惑に阻まれ、事態は思わぬ方向へと動き出していく……。

ざっくりオススメポイント

カール・セーガンのベストセラー小説を原作とした実写化映画。宇宙生命体とのコミュニケーションだけではなく、宗教や科学、人間感情などいろいろな要素がストーリーに盛り込まれている。主演は『羊たちの沈黙』や『タクシードライバー』などで知られるジョディ・フォスター。

『パッセンジャー』

原題:『Passengers』
監督:モルテン・ティルドゥム
脚本:ジョン・スパイツ
出演:クリス・プラット
   ジェニファー・ローレンス
   ローレンス・フィッシュバーン
上映時間:116分
公開:2017年

あらすじ

5000人の宇宙移民が眠る宇宙船アヴァロン号で、エンジニアの「ジム」は冬眠装置のトラブルにより想定より早く目覚めてしまった。目的の星に到着するまで120年、孤独の中で暮らさねばならない絶望感に打ちひしがれたジム。ジムは冬眠ポッドで眠る女性「オーロラ」に惹かれるようになり、やがて、ある決断をする。

ざっくりオススメポイント

宇宙という孤独な閉鎖空間を最大限に活かした宇宙SF映画。「宇宙空間の孤独」というのは恐怖感やドラマ性も強く煽ってくれ、設定だけでかなり興味が引かれますね。監督は『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』を手掛けたモルテン・ティルドゥム。

『ライフ』

原題:『Life』
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:レット・リース
   ポール・ワーニック
出演:ジェイク・ギレンホール
   レベッカ・ファーガソン
   ライアン・レイノルズ
上映時間:104分
公開:2017年

あらすじ

未知の宇宙生命体を発見し、わきたつ6名の宇宙飛行士たち。宇宙ステーション内で生命体の調査を開始すると、生命体は瞬く間に成長を始める。高い知能をもった生命体はやがて、彼らの想像を超える行動を取り始め……。

ざっくりオススメポイント

密室空間で宇宙生命体と相対するSFスリラー作品。「未知の生命体」と「宇宙空間」をブレンドしたホラー要素が特徴的で、予測可能回避不可能な恐怖が視聴者に襲いかかります。宇宙空間で起こりうるアイデアを丁寧に拾い集めていて、模範的な宇宙スリラー作品という印象をもちました。

『月に囚われた男』

原題:『Moon』
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル
   ケビン・スペイシー
   ドミニク・マケリゴット
上映時間:97分
公開:2010年

あらすじ

地球の資源が尽き、新しい資源を求め月に送り込まれた宇宙飛行士のサム。単独任務を淡々とこなし月日は流れ、ミッション終了2週間前まで迫っていた。しかしサムは孤独のはずの月で、偶然ある男と出会う。その男の顔は自分のものとまったく同じで……。

ざっくりオススメポイント

イギリスで制作された近未来の宇宙SF映画。月表面で孤独に過ごしていたところだけ見ればスリラー展開の前フリにも見えますが、謎の男が登場したところからは一気にサスペンス要素が増していきます。主演は『セブン・サイコパス』などに出演したサム・ロックウェル。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』

原題:『The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy』
監督:ガース・ジェニングス
脚本:ダグラス・アダムス
   キャリー・カークパトリック
出演:サム・ロックウェル
   マーティン・フリーマン
   モス・デフ
   ズーイー・デシャネル
上映時間:109分
公開:2005年

あらすじ

突如現れた宇宙船が地球を攻撃し、人類最後の生き残りとなってしまったアーサー。異星人の友人と宇宙で生き抜くことになったアーサーは「銀河ヒッチハイク・ガイド」を手に宇宙を旅するのだが……。

ざっくりオススメポイント

ダグラス・アダムスのベストセラー小説原作のSFコメディ映画。宇宙SF設定を活かそうとするとストーリーが固くなりがちですが、コメディ要素でかなり柔らかい仕上がりになっています。監督はアニメーション映画『SING』も担当したガース・ジェニングス。

アクション要素あり

『スターウォーズ』 シリーズー

タイトル『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
原題: 『Star Wars: Episode IV A New Hope』
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
出演:マーク・ハミル
   ハリソン・フォード
   キャリー・フィッシャー
上映時間:121分
公開:1997年

あらすじ「帝国と反乱軍。銀河系の未来を賭けた戦い」」

銀河系を支配した帝国に反抗すべく、反乱軍スパイは宇宙要塞の極秘データ入手に成功する。極秘データを奪還すべく動き出した帝国軍と激しい戦闘の末、反乱軍は極秘データは2体のドロイド(ロボット)に託され、ある人物へと届けられようとしていた。銀河系の未来を賭けた戦いの行く末は……。

ざっくりオススメポイント

言わずと知れたビッグタイトル。多種族をまじえた冒険要素や、「フォース」と呼ばれるファンタジーな力が登場し、宇宙を舞台とした作品の中でも一際壮大な世界をもっています。エピソードは公開順と時系列順で異なるため初見は注意。公開順ではエピソード『4』が最初の作品になります。

『スタートレック』 シリーズ

原題:『Star Trek』
原作:ジーン・ロッデンベリー
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン
   ザカリー・クイント
   カール・アーバン
公開:2009年
上映時間:126分

あらすじ「宇宙に帰ってきたカークを襲撃する父の仇」

謎の宇宙戦艦の攻撃により父を亡くし荒れた生活を送っていた「カーク」は、とある人物の誘いにより宇宙艦隊アカデミーへ入学する。演習で不正を行ったことを問題視され謹慎処分を受けたカークだったが、搭乗していた機体の緊急事態を機に優秀な資質を開花させていく。しかし襲撃してきた宇宙戦艦に乗っていたのは、かつて父の乗っていた艦を破壊した仇だった。

ざっくりオススメポイント

元々テレビシリーズだったものを映画として描き直し、宇宙をバックに壮大な戦闘シーンでは王道を感じさせる一作。宇宙に住む各種族の多様性を表現したヒューマン(?)ドラマが、視聴者の価値観を試す。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

原題:『Guardians of the Galaxy』
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン
   ニコール・パールマン
出演:クリス・プラット
   ゾーイ・サルダナ
   デイヴ・バウティスタ
上映時間:121分
公開:2014年

あらすじ

ある日、銀河を滅亡させるほどの力をもったオーブを発見してしまったトレジャーハンターの「ピーター」。オーブを狙う者たちに追われるピーターだったが、道中で一癖も二癖もあるお尋ね者たちと手を組み、利害関係でつながれたチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成する。問題児たちに委ねられた銀河の未来は果たして……。

ざっくりオススメポイント

一風変わったキャラクター設定のスーパーヒーロー(?)映画。王道から外れたキャラクター設定にも惹かれますが、戦闘アクションシーンもカッコよくて頭を使わず直感で楽しめるのがストロングポイント。主演は『トゥモロー・ウォー』にも出演しているクリス・プラット。

『スターシップ・トゥルーパーズ』

原題:『Starship Troopers』
監督:ポール・バーホーベン
脚本:エドワード・ニューマイヤー
出演:キャスパー・バン・ディーン
   デニース・リチャーズ
   ディナ・メイヤー
上映時間:128分
公開:1998年

あらすじ

球連邦政府により人類が支配され、軍歴を持つ者とそれ以外の「一般人」がはっきりと区別されるようになった近未来。軍で訓練の日々を送っていた青年ジョニー・リコは、ある日訓練中に判断を誤り仲間を失ってしまう。責任を感じ除隊届けを出すリコだったが、その矢先に昆虫に似た宇宙生物「バグス」襲来の報が届き……。

ざっくりオススメポイント

近未来を舞台に地球人VS宇宙生物の戦いを繰り広げるSF作品。ロバート・A・ハインラインのSF小説が原作です。超人的な力をもった主人公ではなく、「軍」として宇宙生命体と対峙する作品はちょっと珍しいかも?
主演は『シャークトパスVS狼鯨』のキャスパー・ヴァン・ディーン。

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