映画『ナイト&デイ』
今回はアクション・コメディ映画『ナイト&デイ』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
主演「トム・クルーズ」でありながら、同じく主演の「キャメロンディアス」の存在感により良い意味で「トム・クルーズ映画」になっていない珍しい映画です。
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- コメディ
- アクション
- スパイ
- 巻き込まれ系ヒロイン
- 成長するヒロイン
映画『ナイト&デイ』の基本データ
タイトル:『ナイト&デイ』
原題:『Knight and Day』
監督:ジェームズ・マンゴールド
製作:キャシー・コンラッド
スティーブ・ピンク
トッド・ガーナー
製作総指揮:ジョー・ロス
アーロン・ミルチャン
E・ベネット・ウォルシュ
脚本:パトリック・オニール
撮影:フェドン・パパマイケル
美術:アンドリュー・メンジース
音楽:ジョン・パウエル
出演:トム・クルーズ
キャメロン・ディアス
ピーター・サースガード
ヴィオラ・デイヴィス
ポール・ダノ
ジョルディ・モリャ
フォーク・ヘンチェル
マギー・グレイス
デイル・ダイ
マーク・ブルカス
制作国:アメリカ
上映時間:109分
公開:2010年
関連オススメタイトル
「トム・クルーズ」&「キャメロン・ディアス」共演作品からチョイス
あらすじ「気になる彼にアプローチしたら、日常が滅茶苦茶スリリングに」
至って平凡な女性「ジューン・ヘイブンス」は妹の結婚式に向かう道中で魅力的な男性「ロイ・ミラー」と出会う。ロイの魅力にどんどんハマっていくジューン。しかし気になる彼はとんでもない秘密をもっていた。
彼の正体は超一流のスパイ!?
事件に巻き込まれて旅客機墜落!?
平凡な毎日が一転、ジューンのスリリングで命がけの毎日の幕が上がる。
ココが見どころ
異様な存在感を放つヒロイン「ジューン」
正直なところ、序盤はヒロイン「ジューン」にあんまり魅力を感じませんでした。突然大規模な事件にまきこまれ混乱する様子は一般人が反応として正しいのですが、イマイチ性格や行動に一貫性が見えず、最初は複雑な気分で画面を眺めていました。それが中盤になる頃には段々とその魅力を解放していき、コメディ要素とストーリー両面で欠かせない人物として成長していきます。序盤と終盤のギャップを振り返ってみると改めて笑えますねw
温度差を利用したコメディ
超一流のスパイである「ロイ」と平凡一辺倒の「ジューン」の価値観の差がシュールな笑いを生みます。至って真面目なシーンでも笑いが隠れているので、飽きがまったくきません。人によってはアクション要素よりも笑い要素の方が印象強いかも。
アクションは平均してハイクオリティ
アクションの質はすさまじく良い、というわけではなく安定して高いという印象。ジャンルは間違いなく「アクション」と「コメディ」の二本柱なのですが、お気に入りのシーンとかはあまり記憶に残りませんでした。インパクトのあるところは「コメディ」の方が多いかも?
総評★★★★「安定したアクションを背骨に、コメディで緩急をつけた良作」
「トム・クルーズ」が主人公を演じるとその存在感から「トム・クルーズがカッコイイ映画」という感想が先行しがちですが、本作は「キャメロン・ディアス」演じるヒロインの力も強く、バランスよくまとまった印象の方が強いです。ストーリーも笑いを取り入れつつ、見ごたえあるアクションを取り揃えているので男女問わずオススメしやすい作品として仕上がっていました。
個人的に印象に残ったシーンはコメディに寄っていますが、「アクション」ジャンルとしても間違いなくクオリティは高いのでご期待ください。
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