アニメ『SSSS.DYNAZENON』あらすじ感想評価|青春特撮アニメ

SSSSDYNAZENON アニメ
SSSSDYNAZENON

今回はアニメSSSS.DYNAZENONを紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『 SSSS.DYNAZENON 』の基本データ

タイトル:『SSSS.DYNAZENON』
原作:グリッドマン
監督:雨宮哲
脚本:長谷川圭一
キャラクターデザイン:坂本勝
サブキャラクターデザイン:中村真由美
ダイナゼノンデザイン:野中剛
怪獣デザイン:西川伸司
       酉澤安施
       丸山 浩
       田口清隆
       岡本英郎
       板野一郎
       後藤正行
公開:2021年
出演:濱野大輝
   榎木淳弥
   若山詩音
   梅原裕一郎
   安済知佳

あらすじ「悩める少年たちに前に現れた『怪獣使い』を名乗る男」

アルバイトと学校生活を忙しく両立していた高校一年生「麻中蓬」はある日、『怪獣使い』を名乗る謎の男ガウマ」と出会う。

ガウマの対応に困る蓬だったが、街中に突然現れた怪獣に事態は一気に加速していく。

混乱しながらも「ガウマ」「南夢芽」「山中暦」「飛鳥川ちせ」とともに巨大ロボット「ダイナゼノン」へと乗り込んだ蓬は、怪獣との戦いへと巻き込まれていく。

視聴者・読者層キーワード

  • 特撮
  • 青春
  • バトル
  • 怪獣

キーワードで関連オススメタイトル

アニメ「SSSS.GRIDMAN」

関連作品。
「青春」要素と「バトル」要素がバランスよくまとまった作品であり、広い範囲にオススメしやすい作品。
世界観はある意味独特ですが、各々のキャラ個性も豊かでキャラデザも可愛いため受け入れやすいストーリーだと思います。


1994年放送の特撮はコチラ

ココが見どころ

特撮のような「ヒーロー」と「怪獣」の迫力あるバトル
それに引けを取らないほどに細かく描写された「青春」模様が強く印象に残る作品。

街をおびやかす怪獣に立ち向かう以上ある程度の緊迫感はあるのだが、明るめの世界観に設定されているので、困惑する様子はあるものの主人公たちが戦いに関する苦悩はあまりない。

苦悩が見られるのはどちらかというと少年少女たちの私生活に関するものが多い。
関連作品となる「グリッドマン」と似て「バトル」「青春」を上手く取り入れた読み味だが、こちらの最終的な読み味としては「青春」要素の方が若干強めか。

総評★★★★「ヒーロー特撮と青春模様をまとめた良作」

序盤のつかみは申し分ない。
気になる複線を散りばめながら、しっかりと納得できるバトル感で見応えを感じた。

青春要素はまぶしい光の部分も暗い闇の部分も垣間見え、シリアス過ぎることはないが人によっては心が痛いかもしれない。
説明不足な点が多く解釈を視聴者にゆだねている節があり、好みや解釈の仕方で評価は上下しそう。

バトル描写には見応えを感じつつも、少し違和感を感じた。
内容としては少しだけ大人向けなのに、バトル描写は子ども向けに感じ、少しだけアンバランス。
人によっては気にならない程度かもしれないが、関連作「グリッドマン」と比べると爽快感は少し劣るかなと思う。最期のまとめ方はコチラの方が好きですが。

絵は綺麗だしアニメもよく動くので評価としては悪くないのだが、最終的には伸び悩み「もう一歩」という良作ポジションにおさまった。

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