映画『アイ・アム・レジェンド』
今回は映画『アイ・アム・レジェンド』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分に触れない程度のネタバレを含みます)
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★
設定 ★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- 終末感
- ゾンビ
- サバイバル
- SF
- 感動
- 動物
- 2007年
映画『アイ・アム・レジェンド』の基本データ
タイトル:『アイ・アム・レジェンド』
原題:『I Am Legend』
監督:フランシス・ローレンス
脚本:マーク・プロトセヴィッチ
アキヴァ・ゴールズマン
制作:アキバ・ゴールズマン
ジェームズ・ラシター
デビッド・ハイマン
ニール・モリッツ
製作総指揮:マイケル・タドロス
アーウィン・ストフ
ダナ・ゴールドバーグ
ブルース・バーマン
脚本:マーク・プロトセビッチ
アキバ・ゴールズマン
撮影:アンドリュー・レスニー
美術:ナオミ・ショーハン
衣装:マイケル・カプラン
編集:ウェイン・ワーマン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ウィル・スミス
アリシー・ブラガ
サリー・リチャードソン
ダッシュ・ミホク
公開:2007年
制作国:アメリカ
上映時間:100分
原作:『I Am Legend』リチャード・マシスン
(日本語版は『地球最後の男』より『アイ・アム・レジェンド』へ改題)
関連オススメタイトル
キーワード「世界の終末」よりチョイス。終わりを迎えた世界でとる行動にご注目。イチオシ作品です。
「ゾンビ」「サバイバル」の定番としてチョイス。『アイ・アム・レジェンド』はゾンビ設定ではないようですが。
あらすじ「ウイルスがまん延し、NYでただ一人生き残ってしまった男」
ウイルスがまん延し人類は死滅、荒廃した都市へ変貌してしまったニューヨークで「ロバート・ネビル」は人類再生へ向けて研究を続けていた。ネビルは孤独と闘いながらも愛犬「サム」の存在を支えに、ラジオを通して毎日生存者へメッセージを送り続ける。何もかもが変わってしまった街で、何も変わらない毎日にやがて大きな変化が訪れる。
ココが見どころ
荒廃した街で、一人と一匹で生き続ける寂しさ
ウイルスがまん延して廃れてしまった街並み。ウイルス感染者は人を(知性は下がったと語られるが)徒党を組んで、あらゆる角度から遅いかかってくる。そんな荒れ果てた世界で怪物と戦うサバイバルアクションが見どころ。と書きたいところですが、この作品の一番の見どころはNYで一人と一匹で生活し続ける寂寥感。ニューヨークが滅びを迎える前と後。同じ場所の光景を2つの時間軸で見せられると一層胸にきます。
迫力のあるアクションシーンなんかも用意されていますが、爽快感よりも画面を通して伝わってくる寂しさが印象深い作品でした。
総評★★★★「ホラーじゃないゾンビサバイバル」
寂しさからくる絶望感がハンパじゃない。ゾンビサバイバルでは得体の知れない怪物に対する恐怖が先行しがちですが、本作では常に寂寥感が先頭を走りますね。ゾンビが蔓延る光景に「ホラー」要素を感じますが、作風として「ホラー」ジャンルに選別されることはないでしょう。
設定的にはゾンビではなく吸血鬼に近い怪物らしいので、原作との違いも追っていきたいですね。下地となっている設定はある程度わかるのですが、どこか解釈を視聴者に投げ過ぎな印象が強く、評価は★4とさせて頂きました。
コメント