「品位」と「努力の人」。白く美しい努力の花「コデマリ」

今回のお花は「コデマリ」。花言葉は「優雅」「品位」「努力の人」です。

花言葉にふさわしく、白くて美しい姿に品を感じる花ですね。

Spiraea cantoniensis

小手毬（コデマリ）

Reeves spirea

バラ科

シモツケ属

４～５月

「優雅」、「品位」、「努力の人」など

コデマリの和名は「小手毬」と書きます。これは白い毬のように花が丸く集まることに由来します。

(同じ理由から「テマリバナ」という別名もあります。)

またコデマリの別名は「スズカケ」。

こちらも花の見た目を鈴に見立て、「鈴懸（スズカケ）」という名前が付けられました。

「コデマリ」の花言葉は「優雅」、「品位」、「努力の人」などがあります。

品のある花言葉については「コデマリ」の美しく品のある姿に由来します。

少し毛色の違う「努力の人」という花言葉も、「コデマリ」の姿からついた花言葉です。

小さな花が集まって毬のように見える「コデマリ」ですが、その「花が集まっている姿」にライバルたちが切磋琢磨しあっている姿を重ねたことに由来します。

「オオデマリ」と「コデマリ」。名前が似ていますがまったく別の植物です。

しかし「コデマリ」はバラ科、「オオデマリ」はスイカズラ科と種類もまったく違います。

「ユキヤナギ」の白くて小さい見た目が似ていることから。

ユキヤナギもコデマリと同じく「バラ科・シモツケ属」です。

相違点としては花が咲く箇所が異なるところ。

コデマリは枝の先端部分に集中して花が咲くのに対し、ユキヤナギは枝全体に花を咲かせます。

開花時期もユキヤナギの方が少し早いです。