背景が美しいヒーロー映画『アクアマン』あらすじと評価

アクアマン オススメ紹介
アクアマン

映画『アクアマン』

今回はヒーローアクション映画『アクアマン』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)

評価★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★★
 アクション   ★★★★

 世界観の美しさ ★★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • アクション
  • ファンタジー
  • ヒーロー

映画『アクアマン』の基本データ

タイトル:『アクアマン』
原題:『Aquaman』
監督:ジェームズ・ワン
製作:ピーター・サフラン
   ロブ・コーワン
製作総指揮:デボラ・スナイダー
      ザック・スナイダー
      ジョン・バーグ
      ジェフ・ジョンズ
      ウォルター・ハマダ
キャラクター創造:ポール・ノリス
         モート・ワイジンガー
原案:ジェフ・ジョンズ
   ジェームズ・ワン
   ウィル・ビール
脚本:デビッド・レスリー・ジョンソン
   ウィル・ビール
撮影:ドン・バージェス
美術:ビル・ブルゼスキー
衣装:キム・バレット
編集:カーク・モッリ
音楽:ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ
音楽監修:ミシェル・シルバーマン
視覚効果監修:ケルビン・マキルウェイン
出演:ジェイソン・モモア
   アンバー・ハード
   ウィレム・デフォー
   パトリック・ウィルソン
   ドルフ・ラングレン
   ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
   ニコール・キッドマン
   テムエラ・モリソン
   ルディ・リン
   マイケル・ビーチ
   ランドール・パーク
   グレアム・マクタビッシュ
   リー・ワネル
上映時間:143分
制作国:アメリカ
公開:2018年

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同じく「ヒーロー」からチョイス。映画『ジャスティス・リーグ』で共闘します。

あらすじ「戦争をとめる鍵となるのは、地上と大地の血が流れる男『アクアマン』」

海底の王国「アトランティス」の王家と、地上に生きる人間の2つの血筋をもつ「アーサー」。一部の人間からヒーロー「アクアマン」として知られるアーサーだったが、ある日アトランティスが地上へ戦争を仕掛けようとしていることを知る。戦争を阻止するべくアーサーは海底国ゼベルの王女「メラ」とともに戦場を駆け回っていく。

ココが見どころ

さまざまな表情をみせる世界観と戦闘アクション

生まれの設定は「スーパーマン」に似ているが、こちらの生い立ちに対する葛藤は軽い。ヒーロー「アクアマン」として人々に受け入れられている様子もあり、ストーリーの読み味はかなり異なっています。コミカルな表現が多いところも親しみやすい。
戦闘スタイルは水中の高速アクションから地上の重厚なパワーアクションまで様々。武器も槍に限らず多種多様なものを応用して立ち回っていきます。色使いの豊かな背景でバリエーションに富んだ演出も絶え間なく展開。
ファンタジー要素が強いとはいえ、これだけ多彩な魅せ方をするアクションは珍しいですね。

総評★★★★「海底と地上。広大で色彩豊かな世界観」

敵対するキャラクターについては意見が分かれそう。父を失った復讐からアクアマンを追う「ブラックマンタ」ですが、逆恨みの色が濃く感情移入しづらい。かといって悪人として魅力的かというとそうでもなく、強さも中途半端。
アーサーの異父兄弟のアトランティス王「オーム」も器の小ささが目立ち、ストーリーの壮大さに反して敵キャラクターの魅力はあまり感じられませんでした。
簡単に地上人に武器を提供したり、情報操作に簡単に騙されたりとアトランティスの人々は賢く見えませんね。文化の違いのせいかもしれませんが。

それでも演出・アクションの品質が非常に高く、広く受け入れられるヒーロー作品としては十分すぎるクオリティ。広大な海や色彩豊かな地上風景など、世界観の作り込みがすさまじく、見応えのある映画としてオススメの作品です。

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