女性スパイアクション映画『アトミック・ブロンド』ざっくり評価

映画_アトミックブロンド オススメ紹介

映画『アトミック・ブロンド』

今回はサスペンス&アクション映画『アトミック・ブロンド』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。

コトホギ
コトホギ

 ・ちょっと複雑なストーリーを考察したい
 ・泥臭い格闘アクション好きな方

オススメの作品です

この作品が含む要素やジャンル
・サスペンス
・アクション
・女性主人公
・エージェント、スパイ
・国際事情
 →似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています

ざっくり作品紹介

基本データ

タイトル:『アトミック・ブロンド』
原題:『Atomic Blonde』
監督:デビッド・リーチ
脚本:カート・ジョンスタッド
   アントニー・ジョンストン
出演:シャーリーズ・セロン
   ジェームズ・マカヴォイ
   ソフィア・ブテラ
   トビー・ジョーンズ
   ジョン・グッドマン
制作国:アメリカ
上映時間:115分
公開:2017年

ざっくりあらすじ

女性エージェント「ロレーン・ブロートン」に課せられた極秘リストの奪還ミッション。ターゲットとなるリストには世界の諜報員の名前が記されており、ロレーンは各国のスパイとの過酷な争奪戦へと飛び込んでいく。同時に「二重スパイ”サッチェル”の正体を突き止める」というミッションを命じられたことで、情報戦はより混迷を極め……。

ざっくり評価レビュー

★4 アクションはアイデア豊富。ストーリーはちょっと複雑

2017年に公開された、女性エージェント「ロレーン・ブロートン」が過酷な情報戦を走り抜けるサスペンスアクション映画。

格闘アクションを主体とした作品かと思いきや、考察したくなるようなストーリー構成になっています。「時間軸の前後」と「複数国のスパイ」がストーリーを複雑にし、さらに「二重スパイのサッチェル」という存在がややこしい内容に拍車をかけています。視聴者の好みや理解力によるとは思いますが、ストーリーは個人的には分かりにくかったです。一応エンディングまで観れば自分なりの解釈はできますすが、結論は明確なものではなく”ふんわり”と曖昧なものになりました。時間軸が前後するおかげでテンポも良いとはいえず、作品の評価の分かれ目はストーリーを深く理解できるかにかかっています。

アクション要素は血まみれで泥臭く、「スパイの華麗な潜入ミッション」から創造できるようなスタイリッシュアクションとはかけ離れています。その場に転がっているものを利用したアイデアや、身体能力を活かしたキレキレの格闘戦、果てにはコメディめいた少し笑えるものなど魅せ方のバリエーションはかなり豊富。主人公「ロレーン・ブロートン」も程よい強さ的勢力とのバランスが取れており、一進一退の攻防を繰り広げる点も非常に賑やかで楽しかった。「アクションもの」として観ればシンプルに楽しめるクオリティです。

アクションものを期待して観れば評価は十分以上。ストーリーをしっかり理解できればさらに楽しめるので、考察好きの方にぜひオススメしたいですね。

関連オススメタイトル

デビッド・リーチ監督から『ジョン・ウィック』シリーズ

裏社会から足を洗った元殺し屋が”とある切っ掛け”により、再び闇の世界に舞い戻るアクション作品。アクションの魅せ方・アイデアが豊富で、ストーリーもシンプルで分かりやすいため、雑にオススメできるアクション映画です。

主演シャーリーズ・セロンから『モンスター』

クライム映画『モンスター』では大増量した姿のシャーリーズ・セロンが主演を務めています。『スノーホワイト』(2012年公開)や他の作品にも言えますが、役作りや縁起の幅はホントに広い。

ジェームズ・マカヴォイから『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』

『アトミック・ブロンド』でかなり複雑な表情を魅せてくれた「ジェームズ・マカヴォイ」。2005年公開のファンタジー映画「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」にも出演しています。

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