『世界侵略：ワシントン決戦』は
『世界侵略：ロサンゼルス決戦』とまったく関係ないよ！！！
という主旨の記事です。
タイトルで伝えたいことは9割書きましたが、キャストやクオリティ面などから両作品の違いもまとめていきます。
制作陣＆キャストの違い
タイトル：『世界侵略:ロサンゼルス決戦』
原題：『Battle: Los Angeles』
監督：ジョナサン・リーベスマン
製作：ニール・H・モリッツ
オリ・マーマー
製作総指揮：ジェフリー・チャーノフ
デビッド・グリーンブラット
脚本：クリストファー・バートリニー
出演：アーロン・エッカート
ミシェル・ロドリゲス
レイモン・ロドリゲス
公開：2011年
タイトル：『世界侵略：ワシントン決戦』
原題：『Alien Siege』
監督：ロブ・パラティーナ
製作：デビッド・マイケル・ラット
製作総指揮：デビッド・リマゥイー
出演：アリエル・ハダー
マシュー・ポールカンプ
クリスティーナ・リシャルディ
公開：2018年
邦題のタイトルは似ていますが、原題『Battle: Los Angeles』と『Alien Siege』はまったく違いますね。制作陣やキャストなど、他の要素にもとくに類似点はありません（制作陣がコロコロ変わるのは洋画シリーズだとよくありますが）。
シリーズ作品というわけではなく、設定の関わりもない
地球へ突如現れた宇宙人に戦いを繰り広げるという基本方針は少し似ています。
『ロサンゼルス決戦』の方は人類を守るに立ち向かう軍部を描いています。アクションシーンは火力増し増しでドッカンドッカン爆発する戦場が持ち味。大規模な戦闘描写やピンチで緊張感をあおっていて、タイトルやパッケージから想像できるようなストレートな展開を見せてくれます。
対する『ワシントン決戦』は一般人と大統領の逃亡がメイン。一応アメリカの危機っぽい描写もありますが、ほとんどの風景が人のいない田舎町で「ワシントン」要素はすごく薄いです。アクションシーンは派手な表現は少なく、すごく大人しいです（やんわり表現）。
クオリティの違い
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は簡単なあらすじから予想できる内容そのままで、期待値通りのストレートなストーリー。しかし十分以上に楽しめるくらいアクションシーンが作りこまれており、共感できるヒューマンドラマも完備しているので、クオリティは決して低くありません。戦場アクションで画面の迫力をしっかり伝えてくれるので、作風とストロングポイントを順当に伸ばして作られた作品でした。
『ワシントン決戦』は冒頭こそアメリカ全土の危機を煽るような表現がありましたが、作品全体としてはダラダラした内容です。キャラクターの行動方針がわかりづらく説得力がない。動きが緩慢で、演技にやる気が感じられない。その上ストーリーの掘り下げもないので、長所を見つけることも難しいです。結果的におもしろくなった作品ではなく、最初からやる気を感じないので作品として好感をもてないですね。
結論：まったく関係なし
以上、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』と『世界侵略：ワシントン決戦』の比較でした。
まったく関係ないですね。
長々と描きましたが、言いたいことは「2作品に関わりはない」ということです。映画情報に疎い方が「『ロサンゼルス決戦』楽しかったから、シリーズ作品ぽい『ワシントン決戦』も観よう！」ってなったら可哀想ですし。映画好きなら楽しめる方もいらっしゃるのかもしれませんが。
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