映画『ジーサンズ はじめての強盗』
おじいちゃん達によるクライムコメディ映画『ジーサンズ はじめての強盗』(原題:『Going in Style』)を紹介。
ネタバレはあらすじ程度に、キャスト等の基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
ジャンルや監督・キャストからみたオススメ関連作品も紹介しているので、興味のあるタイトルがあればご覧になってみてください。
こんなジャンル or 要素を含みます(似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介!)
・クライム
・コメディ
・リメイク作品
この作品をオススメしたい方
・「おじいちゃん主人公たちが活躍する作品」を観たい方
ざっくり作品紹介
タイトル:『ジーサンズ はじめての強盗』
原題:『Going in Style』
原案:マーティン・ブレスト
監督:ザック・ブラフ
脚本:セオドア・メルフィ
制作:ドナルド・デ・ライン
撮影:ロドニー・チャーターズ
美術:アン・ロス
衣装:ゲイリー・ジョーンズ
編集:マイロン・カースティン
音楽:ロブ・シモンセン
出演:モーガン・フリーマン
アラン・アーキン
マイケル・ケイン
ジョーイ・キング
アン=マーグレット
クリストファー・ロイド
ピーター・セラフィノウィッツ
マット・ディロン
マリア・ディッツィア
キーナン・トンプソン
メラニー・ニコルズ=キング
ジョン・オーティス
ジョシュ・パイス
制作国:アメリカ
上映時間:96分
公開:2017年
ざっくりあらすじ
30年以上つとめたのに年金をもらえず、銀行の助力も望めない。このままでは家を手放さなければならない状況に焦りを覚える老人ジョー。同じような境遇のウィリー、アルバートの二人の親友を誘い、ジョーバは一世一代の大勝負に出る。家族と幸せな老後生活を送るため、3人のお年寄りによる無謀な銀行強盗計画の結末とは。
ざっくり評価・レビュー
★3 ほっこりしたクライムコメディ。ただし人を選ぶ
3人のお年寄りによるコメディ色強めのクライム映画。内容は1979年公開の映画『お達者コメディ/シルバー・ギャング』のリメイクになっています。
社会の理不尽に抑圧される老人が主人公ということで、若い人目線では同情心が湧くストーリーになっています。年金問題なんかは身近な内容なので、自分の老後を重ねてみると感情移入しやすいですね。
ほっこりとした雰囲気ではありますが、挑戦しようとしていることは間違いなく犯罪。勧善懲悪ではありません。ストーリーは心臓にやさしく飲み込みやすいですが、評価は間違いなく分かれます。
コメディ作品として楽しめるかが評価の分かれ目。ハッキリとした勧善懲悪を重視していると評価しづらいですね。論理的ではなく人情に訴えたストーリーなので、人によっては消化不良を起こしちゃうかもしれません。「あの女の子はなぜ?」とか。
クオリティは申し分ないのですが、クライマックスのまとめ方含め人を選ぶ作風ですね。勧善懲悪のハッキリとした作風を好む方にはあまりオススメできません。細かいことを気にせず「おじいちゃん達が活躍するコメディ作品を観たい」という方にはオススメ。
関連オススメタイトル
監督・キャストからチョイス
ザック・ブラフ監督の映画からは2021年公開の『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』をチョイス。
マイケル・ケイン出演作より『バットマン ビギンズ』シリーズもオススメ。シリーズ通して重要な立ち位置を演じています。
モーガン・フリーマン出演作からはちょっと似た作風の映画『最高の人生の見つけ方』をチョイス。
参考記事
おじいちゃん・おばあちゃんが主役
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