壮大な宇宙を描くSF映画『スター・トレック』あらすじ感想評価

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映画『スター・トレック』

今回は映画『スター・トレック』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『スター・トレック』 の基本データ

タイトル:『スター・トレック』
原題:Star Trek
原作:ジーン・ロッデンベリー
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン
   ザカリー・クイント
   カール・アーバン
   ゾーイ・サルダナ
   サイモン・ペッグ
   ジョン・チョー
   アントン・イェルチン
   ブルース・グリーンウッド
   エリック・バナ
   レナード・ニモイ
   ウィノナ・ライダー
公開:2009年
制作国:アメリカ合衆国
上映時間:126分

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  • SF
  • アクション
  • 宇宙
  • 友情
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あらすじ「宇宙に帰ってきたカークを襲撃する父の仇」

謎の宇宙戦艦の攻撃により父を亡くし荒れた生活を送っていた「カーク」は、とある人物の誘いにより宇宙艦隊アカデミーへ入学する。演習で不正を行ったことを問題視され謹慎処分を受けたカークだったが、搭乗していた機体の緊急事態を機に優秀な資質を開花させていく。しかし襲撃してきた宇宙戦艦に乗っていたのは、かつて父の乗っていた艦を破壊した仇だった。

ココが見どころ

多種多様な考え方

1966年に放送が始まったテレビシリーズ『宇宙大作戦』のメインキャラクターを新しいキャストで描いた作品。「論理」と「感情」をキーワードに大規模な宇宙戦争が展開される。登場人物は多岐に渡り、多種多様な形態の宇宙人のほか、地球人の人種もさまざま。文化も考え方も異なるため、視聴者の想像力も試される。
何をもって「論理」とするのか。何をもって「感情」とするのか。論理的な言葉の中にも感情は見え隠れするため線引きが難しい。主要人物である「カーク」「スポック」二人は「論理」と「感情」の要素を対比しているようで、実際は非常にあいまいな線の上で行動しています。
戦闘シーンはスピード感よりも壮大な画面全体を見せる迫力のある演出がメイン。アクションも複雑な動きを見せずに論理的に順序立てられた魅せ方になっていました。

総評★★★★「王道を感じさせる壮大な宇宙戦闘」

視聴を始めて数秒でお金をかけているなという印象を抱く作品。壮大な宇宙でドンパチする光景は古くからの洋画の王道を感じますね。開幕からそのスケールの大きさに圧倒されます。
過去と未来がストーリーの根幹にかかわるのでそれなりの理解力が必要ですが、ドラマ性を混ぜて壮大な宇宙戦争の絵を魅せることで、完全な理解ができなくても十分に楽しめる完成度でした。「感情」「論理」が重要なキーワードとして挙げられますが、「ズル」も印象深いワードとなりました。

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