女性ヒーロー映画『ワンダーウーマン』をざっくり評価レビュー

映画_ワンダーウーマン オススメ紹介

映画『ワンダーウーマン』

今回はヒーローアクション映画『ワンダーウーマン』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。

コトホギ
コトホギ

この作品は
 「大スケールのヒーローアクション」を観たい方

にオススメです

この作品が含む要素やジャンル
・ヒーロー
・アクション
・女性主人公
 →似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています

ざっくり作品紹介

タイトル:『ワンダーウーマン』
原題:『Wonder Woman』
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ギャドット
   クリス・パイン
   デビッド・シューリス
   ロビン・ライト
   コニー・ニールセン
   ダニー・ヒューストン
   エレナ・アナヤ
   ユエン・ブレムナー
制作国:アメリカ
上映時間:141分
公開:2017年

ざっくりあらすじ

外界と隔絶した島で母親から大切に育てられてきたプリンセス「ダイアナ」。一族最強の戦士を目指し日々鍛錬に明け暮れるダイアナだったが、ある日島に正体不明の男の乗る戦闘機が不時着する。彼のもたらした情報により世界の危機を知ったダイアナは、世界を救うべくはじめての外界へ旅立つ。

ざっくり評価レビュー

★4 ハイスペックヒーロー作品

さまざまな意味で常識離れのヒーロー「ワンダーウーマン」の誕生物語。派手なアクション要素はもちろん、ヒーローとしての内面にも迫っており、2時間を超える尺にギッシリ彼女の魅力が詰まっています。

“アマゾン族”と呼ばれる女性だけの部族で育った主人公「ワンダーウーマン」こと「ダイアナ」は相当な浮世離れしており、たびたび一般常識とはかけ離れた行動をしてしまいます。人によってはフラストレーションが溜まるかもしれませんが、すべて彼女なりの正義感から出た行動だとわかるため、親しみやすさよりも「真っ直ぐな正義感」に対する憧れでストーリーに感情移入してきます。

アクションシーンはワンダーウーマンが”最強女性ヒーロー”と呼ばれるにふさわしく、かなり迫力があります。神話をベースとした世界観でかなりやりたい放題な設定が多く、戦場で活躍する戦闘能力の他にも驚異的な潜水能力や、「真実の投げ縄」で拘束した相手に真実を告げさせる能力。あらゆる国や時代に精通した言語能力など、他作品のヒーローがかすむような超能力を魅せてくれます。

基本的に万人受けするようなヒーローアクションとしてオススメですが、強いていうなら”感情移入”しにくいところが懸念点。ストーリーの都合上、表面的ですがワンダーウーマンが片方の国に肩入れする形なので、視聴者からの”正義”の価値観が微妙に引っ掛かります。彼女の信念の在り方はクライマックスまで追及されているので、ストーリーを最後まで観て納得できるかは……人次第ですね。

関連オススメタイトル

パティ・ジェンキンス監督の作品から『モンスター』

パティ・ジェンキンスが監督・脚本をつとめた作品からクライム映画『モンスター』をチョイス。公開は2004年。主役は「シャーリーズ・セロン」がつとめています。

ガル・ギャドットの出演作から映画『ワイルド・スピード MAX』

「ワンダーウーマン」を演じたガル・ギャドットですが、人気アクションシリーズ「ワイルド・スピード」の第4弾作品『ワイルド・スピード MAX』にも出演。その後のシリーズでもさまざまな形で活躍する「ジゼル」役を演じています。

ヒーロー関連映画から『マン・オブ・スティール』

「ワンダーウーマン」同様に、常識離れしたパワーをもつ「スーパーマン」が登場する映画『マン・オブ・スティール』もチョイス。縁のある「バットマン」をはじめ、他のヒーローとの比較はヒーロー作品の醍醐味ですね。一説(コミック版『ジャスティス・リーグ』)によると、「ワンダーウーマン」は「スーパーマン」よりもスピードがあるとか……。

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