映画『AVA/エヴァ』をざっくりレビュー|あらすじや感想も

映画_AVA オススメ紹介

映画『AVA/エヴァ』

今回はクライムアクション映画『AVA/エヴァ』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。

コトホギ
コトホギ

この作品は
 「女性主人公のクライムアクションが好き」な方

にオススメです

この作品が含む要素やジャンル
・クライム
・アクション
・ヒューマンドラマ
・暗殺者
・女性主人公
 →似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています

ざっくり作品紹介

タイトル:『AVA/エヴァ』
原題:『Ava』
監督:テイト・テイラー
脚本:マシュー・ニュートン
出演:ジェシカ・チャステイン
   ジョン・マルコビッチ
   コモン
   コリン・ファレル
制作国:アメリカ
上映時間:97分
公開:2021年

ざっくりあらすじ

美しき女暗殺者「エヴァ」はミッション失敗により、組織から命を狙われる身となってしまう。しかし失敗の原因は組織から与えられたデータに誤りがあったためであり、エヴァは組織に抗議。状況が落ち着くまで休暇をとるよう言い渡されたエヴァだったが、彼女を始末しようと組織の陰謀が秘密裏に動き始めていた。裏世界の住人たちによる血まみれの戦いの幕が上がる。

ざっくり評価レビュー

★3 物足りないクライマックス

女性暗殺者によるクライムアクション、主人公の複雑な家庭事情の2つの軸をメインにストーリーを展開した作品。アクションシーンについては投げや関節技といった格闘戦が多く、ガンアクションは乱戦時の決定打がほとんど。敵との体格差で苦戦することも多く、血まみれの姿が多かったです。ボロボロの姿が多いエヴァですが、この姿がアクションと並び立つもう1つの軸「人間ドラマ」にピッタリの表現でした。序盤は謎多き美女だったエヴァですが、ストーリーが進むにつれ段々と暗い過去が明かされていきます。裏世界の闇ではなく、ごく一般的にありえる「家庭の闇」というのがミソで非常に想像しやすいものでした。シンプルな内容なので、ストーリーがわからないという事態にはならないでしょう。

アクション、人間ドラマ両方の質は決して悪くないのですが、終盤に失速し「終わり良ければすべて良し」の逆を行ってしまった印象。とくにクライマックスはあまり盛り上がらず、「予算不足だったのかな」と邪推してしまいました。

ストーリーの物足りなさはありますが、アクションと人間ドラマの2要素のクオリティは安定しているので、「女性主人公のクライムアクション」に期待している方にオススメです。

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