映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』あらすじ感想評価|やさしい物語

8年越しの花嫁 オススメ紹介

今回は映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の基本データ

タイトル:『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
監督:瀬々敬久
出演:佐藤健
   土屋太鳳
   北村一輝
公開:2017年

あらすじ「幸せへと向かう途中に訪れた試練」

友人の誘いで飲み会に参加する「尚志」。
そこで風変わりな出会いを果たした「麻衣」に惹かれ、順当に絆を深めていく。
ついに結婚の約束をし幸せへと順調に進んでいく二人の行く末に、過酷な試練が待っていた。

視聴者・読者層キーワード

  • 恋愛
  • 家族
  • 感動
  • 実話

キーワードで関連オススメタイトル

映画「歩いても 歩いても」

『家族』を大きなテーマにしている映画。
読み味は「しんみり」としており、派手さはないものの心のどこかに静かに残り続ける作品です。

映画「ハドソン川の奇跡」

『実話』つながりのドキュメンタリー映画。
内容的な関係はほとんどありませんけど……個人的にはオススメしたい作品。

ココが見どころ

恋人と家族による献身。
それに応えようとするヒロインの想い。
見守る周囲の人々。
費やした8年という時間。

これら登場人物が行動し続けた「やさしさ」が最大のポイントでしょう。
厳しい現実に押しつぶされそうな光景に視聴者も目をつぶりそうになりますが、それでも最後まで目を開けて見られたのは各人物の「やさしさ」を信じられたからだと思います。

総評★★★★「観て良かったと思えるやさしい作品」

視聴前は正直甘く見ていました。
つらいシーンも多かったですが、それでも観て良かったと思える内容でした。
メインテーマは「恋愛」より「家族」の方が相応しいかもしれませんね。

主人公2人の絆を取り戻していく過程。支え続けた両親、職場の仲間、他にも多くの人々のやさしさによって成り立った作品です。
各人物の切実な献身から目を離しづらく、シリアスなシーンが続いても中だるみを感じませんでした。

落ち込んでいるときに観ると荒療治になりそうですが、最終的には前向きな気持ちになれるかも。

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