ホラーサスペンス映画『ダークハウス』あらすじ感想評価

ダークハウス オススメ紹介
ダークハウス

映画『ダークハウス』

今回は映画『ダークハウス』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

映画『ダークハウス』の基本データ

タイトル:『ダークハウス』
原題:『Demonic
監督:ウィル・キャノン
脚本:マックス・ラ・ベラ
   ウィル・キャノン
   ダグ・サイモン
出演者:マリア・ベロ
    フランク・グリロ
    コディ・ホーン
    ダスティン・ミリガン
制作国:アメリカ
    イギリス
上映時間:83分
発売:2015年(劇場未公開)

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あらすじ「凄惨な猟奇殺人事件再び。男の口から語られる真実とは」

凄惨な猟奇殺人事件から20年後、同じ場所で再び起きた殺人事件。
事件現場の廃墟に残された惨い遺体を前に、捜査を担当する刑事たちは事件の真実を知るべく生き残りの青年に聴取を行う。しかし青年の口から語られる顛末は、およそ信じられないような恐怖の光景だった。

ココが見どころ

現在と回想の2軸で語られるストーリー

刑事は論理的な思考で事件を整理。心理学者は生存者との会話により事件の手がかりを得ようとする。ストーリーはこの聴取をする風景とその回想の二軸で語られる。
ジャンルの性質上画面の暗いシーンが多いのだが、想像力を掻き立てるように前後の情報が整理されているので見づらさは感じませんでした。

「事件現場に突撃する6人の大学生」と文字にしてしまえばチープですし、youtubeあたりでいくらでも観れそうな内容ですが、登場人物のヘイトの集め方や臨場感の出し方はしっかりと考えられているので最後まで退屈はしません。

事件現場に集まって降霊会を行うなんてのもテンプレートですね。あまり内容を描いてしまうと強いネタバレになってしまうため、今回はほどほどで自重します。

総評★★★「インパクトが足りない」

おおまかなストーリーの流れはしっかりしている。というよりクオリティは高い。期待と不安の混ぜ合わせた進行で、ホラーサスペンスにあるであろうインパクトのある恐怖シーンまで煽られ続ける。
しかしそのインパクトは最後まで訪れることが無いというのが非常に残念。お膳立てだけされてはしごを外された結果、視聴後に残るのは大きな肩透かし感。
随所にホラー表現が散りばめられており恐怖感がまったく無いというわけではないが、ホラーサスペンス映画である以上、確かに見応えのある映像がほしかった。

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