映画『南極料理人』あらすじ感想評価|傑作の南極ヒューマンドラマ

オススメ紹介

今回は映画『南極料理人』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『南極料理人』の基本データ

タイトル:『南極料理人』
監督:沖田修一
原作:西村淳
  『面白南極料理人』
  『面白南極料理人 笑う食卓』
公開:2009年

あらすじ「南極に集まる8人の男たちの楽しみは……食べること」

氷点下の世界に単身赴任した南極地域観測隊の8人の男たち。水が貴重なため節水を心がける生活。プライバシー皆無の空間。日本への連絡は1分740円かかるなど、日本で生活していた時からかけ離れた不便を強いられていた。過酷で制限された環境に生きる彼らが何よりの楽しみにしていたのは、料理担当「西村」の作る食事だった。

視聴者・読者層キーワード

  • ヒューマンドラマ
  • 笑い
  • 感動
  • 南極

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」

同じ南極をメインテーマにした作品。
少女たちがひたむきに南極を目指す。

ココが見どころ

美味しそうな料理。これに尽きる。

もちろん見どころは他にいくらでもありますが、この画がたまらない。
和洋折衷なんでもアリで南極でも食べられるものは結構あるんだなと感心しつつ、どんどんお腹が減ってきます。
伊勢海老フライを食べるシーンなんかは美味しそうだけど、笑えますね。

総評★★★★★「泣けて笑える南極ヒューマンドラマ」

これに尽きる」なんて書きましたが、濃く描かれたヒューマンドラマは泣けるし、南極ならではのギャグもニヤニヤしてしまう。

時折みせるムダなテンションの高さは、制限された南極基地生活の反動なのでしょうね。
いや本来の性格も多分にあるのでしょうが。

単身赴任の男たち8人にそれぞれ事情があり、家族を残してきた父親の気持ちを考えるとシンミリしてきますね。最後のまとめ方も泣ける上に笑えるという秀逸な展開でした。

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