映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』
今回は映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『 ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 』の基本データ
タイトル:『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』
監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:クリスティン・クルック
マイケル・クラーク・ダンカン
ニール・マクドノー
公開:2009年
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あらすじ「父を奪われたチュンリーは謎の男『ベガ』の影を追う」
裕福な家庭に生まれた「チュンリー」は、優しい家族に囲まれて幸せに育てられてきた。
ある日謎の男の襲来により幸せな日常は破壊され、愛する父を拉致されてしまう。
春麗はすべてを捨て謎の男「ベガ」を追い、バンコクの地へと向かうのだった。
おすすめ視聴者・読者層キーワード
- 格闘
- アクション
- 実写化
ココが見どころ
原作ゲーム要素はスパイス程度
原作ゲームの要素は「春麗」「ベガ」「バイソン」といった「キャラクターネーム」がほとんど。
多少似通ったところ(父を行方の追跡や、『スピニングバードキック』っぽいアクション)もあるにはあるが、改変はかなり多いし味付けとしては薄すぎる。
『ストリートファイター』を期待して視聴すると痛い目に遭います。
それでも「幸せな家庭を壊され、父を奪った男への復讐劇」という大まかな指針があるため、原作をあまり気にしなければストーリーとしては十分成立しています。
アクション演出は十分
正直あまり期待していなかっただけに、アクション演出には驚かされた。
「ゲームの実写化映画なんてどうせクオリティ低いでしょ?」というハードルの低さを悠々と超えてくれる爽快な動きを見せてくれました(マヌケな表現で虚を突かれることもあるが)。
結果としてタイトルがクオリティの足を引っ張っているかもしれない。
総評★★★「タイトルが足を引っ張りかねない凡作」
まとめ方はよくわかりませんでしたが、思っていたよりもちゃんとアクションしていた作品。
原作『ストリートファイター』要素にこだわらず見ることが出来れば、評価しやすい作品ですね。
ただ
「『ストリートファイター』のタイトルを名乗る必要ある?」
と聞かれると、
「あんまり無い」
と答えるしかない。
集客としては良いのかもしれないが、このタイトルを抱えるが故に評価を下げてしまっています。
進んでオススメするほどに見応えがあるとは言えませんが、暇な時に観ればそこそこ楽しめる作品でした。
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