小説『乃木坂春香の秘密』あらすじ感想評価|萌えラブコメ

オススメ紹介

今回は小説『乃木坂春香の秘密』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『乃木坂春香の秘密』の基本データ

タイトル:『乃木坂春香の秘密』
著者:五十嵐雄策
イラスト:しゃあ
出版社:アスキー・メディアワークス
レーベル:電撃文庫
発行:2004~2012年
巻数:全16巻

あらすじ「お嬢様の秘密から加速するラブコメディ」

ごく普通が服を着て歩いているような平凡男子高校生「綾瀬裕人」。
容姿端麗・才色兼備な深窓の令嬢、学園の人気者「乃木坂春香」。
まったく接点の無かった二人は、春香のある「秘密」をきっかけに知り合い、たしかな絆を深めていく。

視聴者・読者層キーワード

  • ライトノベル
  • ラブコメディ
  • お嬢様
  • 萌え要素

キーワードで関連オススメタイトル

マンガ、アニメ「げんしけん」

「オタク」を主題材にした作品。
読み味はまったく異なります。

ココが見どころ

じゅうたん爆撃のごとく投下されるラブコメと萌え要素。

「秘密を守る」という最初のきっかけから絆が段々と深めていく。
春香以外のキャラもしっかりと立っており、妹やメイドといった基本所の萌え属性キャラも完備。

可愛らしいキャラクターの登場も非常に魅力的ですが、本命ヒロインに対してしっかりと行動を起こすところはラブコメ作品として嬉しい(ラブコメなので他のヒロインがチラチラすることもありますが)。

総評★★★「ラブコメ&萌え適正の高い人には強すぎる」

胸やけしてしまうほどに甘々なラブコメディ。

読み味の似た箇所が多いため、ラブコメと萌え要素に強い適正を持ち合わせていなければギブアップしてしまいそう。
逆に適正が高い方なら満足度が高く、そういった方たちに支えられた長期作品。

今でこそいわゆる「オタク」文化が受け入れやすくなっていますが、2000年前後の文化として見下されている雰囲気がよく表現されていると思います(感じ方に差はあるでしょうが)。
この空気感はどうしても当時を体験していなければ伝わりづらく、どの年代にも受け入れられるかというと微妙か。

とはいえ萌え要素とラブコメディが非常に強いので気にならないといえば気にならない。
ストーリーは深い複線はあまりなく、基本的にキャラの個性を活かして感情移入を促しているので、適性があればテンポ良く最後まで読み進められるでしょう。

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