今回の花は「リンドウ」。花言葉は「純粋」です。
漢字で書くと「竜胆」になります。
基本データ
学名
Gentiana
和名
竜胆(リンドウ)
英名
Gentian
科名
リンドウ科
属名
リンドウ属
開花時期
9~11月
花言葉
「悲しんでいるあなたを愛する」、「正義」、「誠実」など
花色
白、紫、青、黄など
リンドウの名前の由来は「竜の胆のような苦さ」
先に述べた通り「リンドウ」の和名は「竜胆」と書き、中国から伝わってきた名前です。
「リンドウ」の根は古代エジプト時代から薬効が信じられており、中国でも漢方薬として活用されていました。
しかし「良薬は口に苦し」の諺に漏れず、この「リンドウ」の薬はとても苦く飲みにくい。そんな味を「竜の胆のように苦い」と表現したことが名前の由来となりました。
因みに日本に伝わった当初は「竜胆」を音読みして「リュウタン」と呼ばれたいたようですが、いつの間にか訛りが生じて「リンドウ」に変化していったようです。
花言葉「悲しんでいるあなたを愛する」の由来は、色と単独で咲く姿から
「悲しんでいるあなたを愛する」というどこかメッセージ性を感じる花言葉は、「リンドウ」の佇まいが由来となります。
野山で群生せず、青い花を一人静かに咲かせる姿が悲しみイメージを連想させ、この花言葉へとつながっていきました。
「正義」の花言葉は、薬効に由来
先に述べたように「リンドウ」は古くからその薬効が信じられてきた花です。
「リンドウ」の薬効をもって、病気に打ち勝つという印象が強くなり、「正義」といった明るい花言葉をもつようになりました。
過去にも「正義」を花言葉にもつ花の記事を執筆しました。
コメント