今回は映画『バイオハザード2 アポカリプス』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『バイオハザード2 アポカリプス』の基本データ
タイトル:『バイオハザード2 アポカリプス』
監督:アレクサンダー・ウィット
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
公開:2004年
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
シエンナ・ギロリー
ジャレッド・ハリス
オデッド・フェール
トーマス・クレッチマン
サンドリーヌ・ホルト
あらすじ「地獄と化した街からの脱出。忍び寄る異形の影」
Tウイルスの蔓延により「ラクーンシティ」はアンデットの街と化した。
研究施設から抜け出した「アリス」は生存者たちと手を組み、街からの脱出を試みる。
そんなアリスたちに忍び寄る影……その正体は……。
おすすめ視聴者・読者層キーワード
- ホラー
- アクション
- 女主人公
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映画「バイオハザード」
前作。
ストーリーはかなり繋がりが強いため、基本的に視聴推奨。
ホラー・サスペンス要素としてはコチラの方が強め。
ココが見どころ GOOD or BAD
しなやかで迫力のあるアクション
女性キャラクターのアクションが非常に強め。
ココは間違いなく前作よりもパワーアップしている要素です。
ホラー目的で視聴した方も、コチラの要素で満足してしまうかも。
キャラクターのシンプル、かつわかりやすい掘り下げ
そこまで尺を割いているように見えませんが、肩書がハッキリしているためキャラ付けが非常に分かりやすい。
主人公の掘り下げもジワジワと進んでいくため、先が気になりつつも行動方針が迷子にならずに視聴できます。
「ホラー」<「アクション」、視聴者層の期待とそぐわない可能性がある
前作よりもアクション要素を強くしたためか、恐怖感としては少しパワーダウンした印象。
視聴者層は広がったものの、視聴目的がホラーだった方にとっては少し物足りないかも?
アンデットに格闘アクションをさせることでチープに見えてしまう
アンデットがアクションする分にはいいのですが、「格闘」までいってしまうと人間っぽさが強くなってしまい、少しチープに感じてしまいました。
全体的にお金がかかってそうな演出も多く見受けられるため落差がありますね。
総評・感想★★★★「ホラーメインから大衆向けアクションに舵を取った作品」
一作目で期待感を煽る演出があったため、その期待に応えられたのかが評価の鍵となる。
ホラーとしての単純な怖さては前作の方が上。
今作ではアクションを強く取り入れ、より大衆向けに作られたように見受けられる。
墓地にいるアンデットは設定を掘り下げていないと、少し困惑するかも。
「ゾンビもの」にありがちですが、暗い画面が多いと「怖い雰囲気」は味わえても「ビジュアル的な恐怖」は弱くなりがち。
アクション部分は非常に良く出来ており、「ホラー」を期待して観た人も楽しめるかもしれない。というより私は楽しめました。
最終的な評価は★3~4。
「ホラーに多少の耐性があれば、アクションシーンで十分以上に楽しめる作品」という評価に至った。
ただ評価に関わらず「次」が気になるまとめ方は踏襲していて少しズルい(笑)。
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