映画『水曜日が消えた』あらすじ感想評価|おすすめサスペンス

水曜日が消えた オススメ紹介
水曜日が消えた

映画『水曜日が消えた』 あらすじ紹介と個人的な評価

今回は映画『水曜日が消えた』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

『 水曜日が消えた 』の基本データ

タイトル:『水曜日が消えた』
監督・脚本:吉野耕平
公開:2020年
出演:中村倫也
   石橋菜津美
   深川麻衣
   中島歩
   休日課長
   きたろう

あらすじ「いつも通りの日常。でも一つだけ違った水曜日」

曜日ごとに人格が変わってしまう体質に辟易しながら、「火曜日」は損な役回りばかりの日常を過ごしていた。
家の掃除や通院、荷物の受け取りなど、他の曜日に押しつけられた役割に多くの時間が費やされる。
その日も至って単調な一日を終えた「火曜日」はベッドに横たわりゆっくりと眠りについた。
――再び目覚めたら、いつも通りの日常――

しかし目覚めた『火曜日』の世界はいつもと少し違っていた。
「水曜日が消えた」

おすすめ視聴者・読者層キーワード

  • サスペンス
  • ドラマ

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映画「舟を編む」

各メディアに進出する名作。
画面のインパクトではなく、内面から盛り上げてくれる邦画というところから。

ココが見どころ

GOOD

  • ふんわり理解できる、設定を期待してしまうタイトル
  • 小さな表現で不安や期待感を煽られる
  • 導入部分が感覚的に分かりやすい
  • 締め方も工夫されているため最後まで楽しめる

BAD

視聴者の感情・想像力にゆだねる表現が少し多め

総評★★★★「設定の調理が秀逸。サスペンス好きにはオススメ」

期待をゆうに上回ってくれた良作。


タイトルからふんわり読み取れる設定を最後までないがしろにせず、上手に調理してくれました。
込み入った設定も開始20ほどの導入でストレスなく馴染み、そこからのワクワク感と不安感でしっかりと最後まで見せられました。
とくに小さな表現による不安感の煽り方が非常に上手で、ホラー作品ではありませんがそれに類似した恐怖感も味わえます(グロ表現とかドッキリとかではないのでご安心ください)。

ジャンル的に派手なシーンはなく、視聴者の感情や想像力で関心を引き寄せるため、人を選びそうではあります。
地味なシーンが続くことを嫌う人や、人生経験の浅い子どもには少々オススメしづらいかな?

ある意味エンディングが一番ワクワクして観られるので、最後までお見逃しのないようにチャンネルはそのままで。

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