今回は映画『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の基本データ
タイトル:『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
監督:湯山邦彦
榊原幹典
原案:田尻智
脚本:首藤剛志
公開:2019年
出演:松本梨香
大谷育江
市村正親
山寺宏一
あらすじ「最強の遺伝子をもつポケモン『ミュウツー』の誕生」
人間のエゴにより、最強の遺伝子をもってこの世に生まれたポケモン「ミュウツー」。
最初は兵器実験に手を貸していたミュウツーだったが、人間の愚かな行いの数々に「人類」そのものへの疑念を募らせていく。
やがてその疑念は確かな意思へと変わり――
「これは、わたしを生み出した人類への、逆襲だ!」
おすすめ視聴者・読者層キーワード
- 感動
- モンスター
- 葛藤
キーワードで関連オススメタイトル
映画「ミュウツーの逆襲」
リメイク前の作品。
思い出補正を抜いても、文句なく名作といえる映画。
映画「名探偵ピカチュウ」
ポケモン映画の類似作品。
こちらも似たようなところで賛否両論されています。
映画「インクレディブル・ハルク」
「モンスター」という立場からのオススメ。
人間と怪物で揺れる葛藤を描いた作品。
ポケモンと比べてしまうとターゲットになる年齢層は少し上がりますね。
ココが見どころ
強いメッセージ性
人間のエゴ。作られた存在という「ミュウツー」の葛藤。
そしてトレーナーとポケモンの間にある強固な絆。
明確な言葉にせずともシンプルに胸に響き、子どもから大人まで考えさせられる内容になっています。
明快なストーリー
メッセージ性の強い作品ではありますが、ストーリーとしてはシンプル。
難しいところはなく最後までスルスル見れます。
親子で観るのに最適ですね。
リメイク前との相違点
リメイク前の作品「ミュウツーの逆襲」との相違点として
声優の違い
使用している技
移動に使用する船のデザイン
といったものが挙げられますが、直接評価につながる点はやはり「3DCGを受け入れられるか」だと思います。
(「ミュウツーの逆襲 完全版」の内容を含めると、ミュウツーの背景に明確な違いがありますが今回は省略)。
3DCGのクオリティ自体は高いので、単純に好みの差だけでしょう。
総評★★★★「生まれた理由は視聴者が決めてほしい」
人気作品『ミュウツーの逆襲』のリメイクとあって方々から期待と不安が寄せられた本作品。
タイトルに「EVOLUTION」とありますが、明確に進化したところはフル3DCGを使用した映像技術のみ。
他にあまり目新しい要素はなく、3DCGに関しても好みによって評価が左右します。
ただ酷評するほどに劣化したわけではないので、前作を知っている人はリアクションに困りそうですね。
メインターゲットとしてはやはり前作を知らない若年層。ポケモン映画とあって無理なく受け入れられると思います。
まとめてしまうと
前作の視聴者にとっては 「リメイクの必要が無かった」
未視聴者にとっては 「観てよかった作品」
個人的な好みとしては★3くらいですが、リメイク前の作品の思い出補正も多分にあると思うので差し引いて★4にしました。
コメント