映画『インクレディブル・ハルク』あらすじ感想評価|豪快アクション

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今回は映画『インクレディブル・ハルク』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

映画『 インクレディブル・ハルク 』の基本データ

タイトル:『インクレディブル・ハルク』
公開:2008年
監督:ルイ・レテリエ
脚本:ザック・ペン
原作:スタン・リー
製作:アヴィ・アラッド
撮影:ピーター・メンジース・Jr
音楽:グレイグ・アームストロング

出演:エドワード・ノートン
   リヴ・タイラー

あらすじ「緑の巨人に迫る選択の時。苦悩の果てに選ぶのは」

科学者「ブルース・バナー」は軍による人体実験の結果、怒りにより緑色の巨人へと変貌する肉体となってしまった。
軍から追われる身となったブルースは、各地を転々としながら元の体に戻るための方法を探す。
苦悩の旅の果てに、ブルースに大きな選択の時が迫る。

おすすめ視聴者・読者層キーワード

  • 怪物・モンスター
  • アクション
  • 苦悩

キーワードで関連オススメタイトル

アニメ映画「美女と野獣」

設定より似た葛藤を感じるところからオススメ。
ドラマ部分の設定は類似点はありますが、やはり「ファンタジー」と「アクション」といった基本ジャンルが違うので、読み味は違います。

アニメ映画「ミュウツーの逆襲」

こちらは「造られた存在」としての葛藤を描いたビッグタイトル。
子どもから大人まで感動できる名作なので、未試聴の方はぜひ。

お若い方にはリメイク版のコチラの方が見やすいかも。

ココが見どころ

剛腕過ぎるキャラクター

暴力の具現化のような戦闘スタイルがひたすら豪快。
怒ることで理性の制御と引き換えにして、主人公に莫大な力をもたらす。
ロマンあふれるパワフルな設定で、掘り下げていくのも楽しいですね。

2つの姿のギャップで生まれる人間ドラマ

頭がキレる科学者で、周りを巻き込まないように理性的に努めようとしている主人公の姿は好感が持ちてる。
この人間的な姿と「ハルク」の姿のギャップが凄まじく、深堀りされた人間ドラマ部分はアクションシーンよりも魅力を感じるかもしれない。

総評★★★「順当な『ハルク』のイントロダクション作品」

アクションと人間ドラマを上手く絡ませながら、終盤は無難にまとめあげた。
「ハルク」の豪快なアクションも特徴的だが、その力の可能性や人間時の付き合い方といった「考察」的な楽しみ方もできる。

結果的には「アクションとドラマ両面で楽しめる、ハルクのイントロダクション映画」という印象で、続く「アヴェンジャーズ」シリーズなどの布石となった。

不満点があるとすれば敵キャラクターの魅力だが、「イントロダクション」としてはこのくらいが順当か。

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