銀世界のロボットSF映画『EVA〈エヴァ〉』あらすじ感想評価

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映画『EVA〈エヴァ〉』

今回はSF映画『EVA〈エヴァ〉』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

評価★★★
 キャラクター  ★★★
 ストーリー   ★★★
 SF      ★★

 世界観・雰囲気 ★★★

作品キーワード

  • SF
  • 近未来
  • ロボット
  • 天才
  • 恋愛

映画『EVA〈エヴァ〉』の基本データ

タイトル:『EVA〈エヴァ〉』

原題:『Eva』
監督:キケ・マイーリュ
脚本:セルジ・ベルベル
   クリスティーナ・クレメンテ
   マルティ・ロカ
   アインツァ・セラ
製作総指揮:セルジ・カサミティアーナ
      リタ・ロッジ
      アインツァ・セラ
      エリック・タヴィティアン
出演:ダニエル・ブリュール
   クラウディア・ベガ
   マルタ・エトゥラ
   ルイス・オマール
   アルベルト・アンマン   
公開:2011年
制作国:スペイン
上映時間:94分

関連オススメタイトル

「感情」や「ロボット」といったストーリーの主軸要素からチョイス。
美しい雰囲気づくりも共通しており、個人的にイチオシの作品です。

ロボット・SF要素より。アクション要素も多いです。

あらすじ「故郷に帰ってきた天才ロボット科学者。不思議な少女との出会いの先に」

ある依頼を受け10年ぶりに故郷サンタ・イレーネへ帰ってきた天才ロボット科学者「アレックス」。10年前に中断した子供型ロボットの研究再開を頼まれたアレックスだったが、モデルとなる人物探しに難航する。そんな折偶然道で見かけた少女「エヴァ」との出会う。不思議と目が引き寄せられた彼女は、かつての恋人「ラナ」の娘だった。

ココが見どころ

ロボットが自然と馴染んでいる世界観

こういう世界なんだ」と視聴者に自然と設定を飲み込ませる雰囲気づくりがスゴイ

現代よりもロボットの存在が人間に近く、日常風景にまったく違和感を感じなかった。人間だと思っていたキャラクターが次の場面ではロボットとしてシレっと登場したりするため、雰囲気は平坦ですが構成は結構メリハリが効いています。

主人公「アレックス」がロボット科学者ということもあり、彼をとりまくロボット風景はさらに近未来的。彼に関わるロボットや開発環境は、構造はわからないのに直感でわかりやすいワクワク風景になっています。ストーリーは感情面に多くふれる内容で女性や感受性の強い方にオススメですが、こういったワクワクする光景も多く描写されるので男性にも十分オススメできますね。

総評★★★★「設定を自然と飲み込ませる優良SF」

ストーリーは恋愛感情が結構強いのですが、あくまで主軸となっているのはロボットという存在。感情があればわかりやすい。なければわからないという勝手に深堀をしてしまうストーリーになっている。言葉少なな表現は多いですが決して不親切ではありませんでした。なんとなく眺めても内容は入ってきますし、考察しようとすればいくらでもできそうな不思議な感覚を味わえます。
ホントに一部ですが流血表現がある点にはご注意。ちょっと痛々しかったです。

ストーリーが平坦で盛り上がりに事から個人評価は★4とさせて頂きましたが、雰囲気がとてもよく友人にオススメしたい作品でした。

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