映画『アウトロー』

今回はクライム映画『アウトロー』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました（あらすじに触る程度のネタバレを含みます）。

映画『アウトロー』の基本データ

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「クライム」キーワードからチョイス。決して真似してはいけない作品だけど、オススメしたくなるカッコ良さですね。

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クライムアクション映画『オーシャンズ11』を紹介。あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました（あらすじに触る程度のネタバレを含む）。 ラスベガスのカジノに11人のスペシャリストが集結。難攻不落の金庫に挑むクライムアクション映画です。

kotohogiblog.com

2022.05.30

あらすじ「謎多き男『リーチャー』が凶悪事件の真相に迫る」

無差別に人々が狙撃される凶悪事件発生。5人の被害者を出したこの事件の容疑者「ジェームズ・バー」は警察の取り調べに対し「ジャック・リーチャーを呼べ」と答える。誰もがバーを凶悪犯と疑わなかったこの事件に、吸い寄せられるように謎多き男「ジャック・リーチャー」が現れた。元米軍憲兵隊捜査官であるリーチャーは、バーの弁護士「ヘレン・ロディン」とともに事件の全容へと迫っていく。

ココが見どころ

飽きさせない捜査風景

つかみとなる導入も良いですが、事件の真相に迫っていく捜査風景が一番の見どころ。周囲に発想を促すリーパーの人柄も魅力的ですし、荒くれ者どもを相手取った格闘アクションも見ごたえがあります。カーチェイスのクオリティも高く、シリアスなシーンに時折差し込まれるコメディもストーリーの潤滑油として機能していました。かなり長い尺をとって事件を捜査しているのに、飽きを感じさせない作り方は本当によくできています。全体的にバランスが取れており、振り返ってみても欠点らしい欠点が見当たりませんでした。

総評★★★「つまならなくはないけど、映画らしい満足感は少ない」

なんか……普通。導入は上手いしカメラワークに不満はなく、大まかなストーリーの破たんもありません。作中のセリフ”Forest for the trees.”も、忘れた頃に思い出させられる印象的なキーワードとして良かったです。

目立った欠点はない高評価作品として紹介したかったのですが、映画としての満足感が薄く、評価を上げられませんでした。振り返ってみるとストーリーはまとまりがあるものの、盛り上がりを見せるシーンが少なかったのではと思います。昼間に放送されている主婦向けのサスペンスドラマのような、ほどほどの満足感といいますか……。
決して駄作というわけではありませんが、高評価に至るポイントが見当たらず★3という評価とさせて頂きました。