1980年代の武骨なアクション映画『ランボー』あらすじ感想評価

ランボー オススメ紹介
ランボー

映画『ランボー』

今回は1980年代のアクション映画『ランボー』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

評価★★★★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★★
 アクション   ★★★★

 セリフ     ★★★★

作品キーワード

  • 戦争
  • アクション
  • シリーズ作品

映画『ランボー』の基本データ

タイトル:『ランボー』
原題:『First Blood』
監督:テッド・コッチェフ
脚本:マイケル・コゾル
   ウィリアム・サックハイム
   シルヴェスター・スタローン
出演:シルヴェスター・スタローン
   リチャード・クレンナ
   ブライアン・デネヒー
公開:1982年
上映時間:97分
制作国:アメリカ

原作:ディヴィッド・マレル
『一人だけの軍隊』

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あらすじ「失意のランボーに振り下ろされる理不尽な仕打ち。蘇る戦場の記憶」

かつて戦場を共にした友人をたずねるも、戦争の後遺症により亡くなったことを知り落胆する英雄「ランボー」。食事をとるために街を歩いていたところ偏見をもった保安官により拘束、不当な扱いを受けてしまう。ランボーは過去のトラウマから反撃してしまい街のお尋ね者と追われる身となってしまう……。

ココが見どころ

むき出しで武骨なアクション

最初は大人しかったランボーが段々とその力の片りんを見せ始める。狩られる側から狩る側へと回ったランボーは罠を張り、武器を変え、影から敵に襲いかかっていきます。

スタイリッシュに立ち回る爽快感はなく、泥臭くさまざまな手段で生き抜いていく姿がカッコ良く、あまりにも悲しい。カーチェイスでもたついているシーンは2000年以降ではあまり見られませんが、味があっていいですね。

作品の見どころとしてはアクションなのですが、最後のランボーの姿は一際印象に残ったシーンでした。

総評★★★★★「令和でも楽しめる昭和のアクション映画」

正義のヒーローではなく、戦士としての活躍を楽しめるアクション映画

勧善懲悪はあまり考えず、流れのままに観ると良いですね。1980年代の古い作品ではありますが、令和を生きる方でも十分以上に楽しめる地力があるのではないでしょうか。アクション以外の魅力も満載で、語られる人物像はそれぞれ非常に人間臭く、さまざまな形で感情移入してしまいます。クライマックスのランボーの姿を踏まえ、個人評価としては★5。テーマとしてはかなり重いので、人によって印象は変わりそうですね。だからこそ今観てほしい映画です。

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