戦争アクション映画『ランボー3/怒りのアフガン』あらすじ感想評価

ランボー3 オススメ紹介
ランボー3

『ランボー3/怒りのアフガン』

今回は戦争アクション映画『ランボー3/怒りのアフガン』紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)。有名なアクション映画シリーズですが、3作目でもおもしろさは衰えず。

評価★★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★★
 アクション   ★★★★

作品キーワード

  • 戦争
  • アクション
  • シリーズ作品

『ランボー3/怒りのアフガン』の基本データ

タイトル:『ランボー3/怒りのアフガン』
原題:『Rambo III』
監督:ピーター・マクドナルド
脚本:シルヴェスター・スタローン
   シェルドン・レティック
原作:デヴィッド・マレル
製作:バズ・フェイシャンズ
製作総指揮:マリオ・カサール
      アンドリュー・G・ヴァイナ
出演:シルヴェスター・スタローン
   リチャード・クレンナ
制作国:アメリカ
上映時間:101分
公開:1988年

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出演者つながりから。

あらすじ「恩人を救出するために、再び戦場へ」

かつての上司である「サム・トラウトマン大佐」が敵地で囚われてしまった。報せを聞いた「ジョン・ランボー」は大佐を救出するべくアフガニスタンの地へと向かう。現地で戦うゲリラ部隊と合流し、敵要塞への潜入を試みるランボーであったが……。

ココが見どころ

より規模が広がったランボーの戦場

アクション表現というより戦場表現と言った方がふさわしいほどに、弾丸が飛び交う戦場をひたすらランボーが駆け抜けていきます。内容的には暴力表現が加速しているので、その点はご注意ください(1990年度のギネスブックに「最も暴力的な映画」として認定されています)。

閉鎖的な場所での戦闘が多かった前2作とは違い、今作では明るく広い戦場が多い。しつようにランボーたちを狙ってくる敵陣営も流石ですが、荒野の戦場がメインとはいえ目が良過ぎでしたね(笑)。まぁ闇にまぎれた戦闘だったらランボーの敵にはならないでしょうが。

「囚われた大佐を救出する」というシンプルな行動指針が示され、アクション主体で人間ドラマは最小限。ランボーと大佐の間にある信頼感のような絆は見えますが、前面にはあまり出てこなかった印象です。

総評★★★★「期待通りだけど、期待を超えなかったクオリティ」

シリーズ3作目となっても変わらぬ泥臭い無双アクションを見せてくれる優秀作品。シリーズを見てきた方の期待に応えてくれる作品でした。

近年のアクション作品でよく見るようになった火による止血シーンも、ランボーのやり方は一際痛々しいですね……。グロい、というより痛々しいが先にくる表現で思わず息を止めちゃいました。評価は★4。アクションのクオリティは順当に上がっている気がしますが、初代作品のような内面描写は大分薄くなっているので、なんか「いつも通りランボーが強かったな」っていう感想に落ち着きます。視聴者が望んでいる展開ですし、期待にしっかり応えてはくれていますが、期待を超えてはくれませんでした。贅沢な話ですが、それだけシリーズのネームバリューが大きくなっているということですね。
1988年制作と考えると本当に贅沢なんですよねぇ……(平成にもなっていない)。

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