戦場アクション映画第4弾『ランボー/最後の戦場』あらすじ感想評価

ランボー最後の戦場 オススメ紹介
ランボー最後の戦場

『ランボー/最後の戦場』

今回は戦争アクション映画『ランボー/最後の戦場』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
(核心部分を触らない程度のネタバレを含みます)

評価★★★★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★★
 アクション   ★★★★

 セリフ     ★★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • 戦争
  • アクション
  • シリーズ作品
  • 2008年

『ランボー/最後の戦場』の基本データ

タイトル:『ランボー/最後の戦場』
原題:『Rambo』
監督:シルヴェスター・スタローン
脚本:シルヴェスター・スタローン
   アート・モンテラステリ
原作:キャラクター創造
   デヴィッド・マレル
出演:シルベスター・スタローン
   マシュー・マースデン
   グレアム・マクタビッシュ
   ジュリー・ベンツ
   ポール・シュルツ
公開:2008年
制作国:アメリカ
上映時間:91分

前作:『ランボー3/怒りのアフガン』

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出演者つながりから。

あらすじ「無駄に生きるか何かのために死ぬか。ランボーの戦場」

戦場を離れジャングルで静かな生活を送っていた「ランボー」だったが、ある日NGO団体からミャンマーの内線地帯までの道案内を依頼される。最初は断っていたランボーも一人の女性「サラ」の熱心な説得により、目的地まで彼らを送り届ける。しかし数日後、彼らがミャンマー軍に捕らえられたことを知ったランボーは、傭兵とともに救出へ向かうことに……。

ココが見どころ

より鮮明になった理不尽な戦場風景

前作『ランボー3/怒りのアフガン』でも暴力表現が強すぎると話題になりましたが、今作でもフルスロットルでした。開幕の凄惨な光景にヤバいと思っていたらそれは序の口。見せしめとして吊るされたり、残酷なゲームを強いられたりと残酷な光景がひたすら用意されています。平和を唱えていた者たちも戦場では手痛いどころでは済まない仕打ちを受けるなど、人をより選ぶつつも無視できない内容のシリーズ作品に仕上がりました。
「戦争」というよりも「戦場」というテーマがふさわしく、脇に用意していたポップコーンの量が減ることはないでしょう。

細かく画面を切り替えることでグロテスクな表現をある程度緩和してくれていますが、流血表現はかなり多めなので苦手な方はお控えください。

ランボーには珍しいチームアクション

一人で戦場を駆ける無双アクションとしての印象が強かったランボーシリーズ。今作では足手まといにならない優秀なレベルの味方(傭兵)を引き連れて作戦を遂行していきます。もちろんアクションの質はスタイリッシュな爽快感に満ちたものではなく、従来通りの泥臭い戦場を映したもの。独りの姿が印象的なランボーでしたが、いろいろな価値観をもったキャラクターと交わることで、また違った内面も見えますね。

総評★★★★★「今までのランボーを土台に、直感で「戦場」を見せられる」

ランボーの積み重ねてきた歴史を土台に、「戦争」という大きなテーマを直感的に伝える作品に仕上げられた本作。戦争の悲惨な爪痕を見せるものは多くても、これだけ泥臭い「戦場」や「現場」を見せられる作品は珍しい気がします。目を覆いたくなるような光景が続くのに、アクションとしてのおもしろさもしっかり担保されているせいで視聴が止められないという、手放しで称賛し辛い名作となりました。
エンディングも歴史を重ねてきたランボーを表す感慨深い締め方で、素晴らしかったです。

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