【ざっくり映画レビュー】『ブレイブストーリー』あらすじ感想評価

映画_ブレイブストーリー アニメ
映画_ブレイブストーリー

映画『ブレイブストーリー』

今回は映画『ブレイブストーリー』を紹介。小説原作のファンタジー作品です。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

映画『ブレイブストーリー』の基本データ

評価★★★
 キャラクター  ★★★★
 ストーリー   ★★★
 世界観設定   ★★★★

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • ファンタジー
  • 異世界
  • 小説原作
  • 冒険

タイトル:『ブレイブストーリー』
監督:千明孝一
脚本:大河内一楼
製作総指揮:亀山千広
原作:宮部みゆき
出演:松たか子
   大泉洋
   常盤貴子
   ウエンツ瑛士
   今井美樹
   伊東四朗
   樹木希林
制作国:日本
上映時間:111分
公開:2006年

原作:宮部みゆき

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あらすじ「願いをかなえるために異世界への扉をひらく」

建設中のビルを探検していたところ、隣のクラスの転校生「ミツル」を目撃した11歳の少年「ワタル」。「ミツル」のくぐった不思議な扉の先には異世界が広がっており、運命の塔にいる女神と会うことができれば願いを一つ叶えてくれるという。突如家を出ていってしまった父親と突然倒れてしまった母親、急激に変化してしまったワタルは、運命を変えるために異世界をめぐる旅に出る。

ココが見どころ

GOOD

シンプルに馴染みやすいファンタジー要素
好感をもちやすい主人公

BAD

ストーリー展開が駆け足
ところどころ違和感のある声の演技

総評★★★

作りがすごくシンプルで小さいお子様にオススメしたい作品。ストーリーはかなり駆け足ですが行動理由に同調しやすく、非常にわかりやすい映画でした。理不尽な扱いを受けながらもめげずに目標へ向かっていくワタルの姿は王道の異世界ファンタジーらしくておもしろかったです。

主人公が子どもなので「壮大な世界観をバックに少年の成長が描かれる王道ファンタジー」というイメージをもちやすいのですが、「成長」という要素はあまり感じませんでした。葛藤や悩みは垣間見えるものの、「ワタル」のもともとの性格が良過ぎるので成長の振れ幅が目立ちません。下手な大人より人間ができています。

序盤で「勇気は最低ランク」と評価されもしましたが、あまり面識のなかった「ミツル」を助けるために上級生へ立ち向かうシーンもあるため、タイトルの「勇気」という観点でも成長物語とするには微妙。

エンディングは少し消化不良でしたが、ふつうにおもしろく観られるので親子で視聴するのにオススメの作品ですね。

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