映画『デイズ・オブ・サンダー』
今回は映画『デイズ・オブ・サンダー』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
評価★★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★★★
アクション ★★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- レース
- 車
- コメディ
- 恋愛
『デイズ・オブ・サンダー』の基本データ
タイトル:『デイズ・オブ・サンダー』
原題:『Days of Thunder』
監督:トニー・スコット
製作:ドン・シンプソン
ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ロバート・タウン
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・クルーズ
ロバート・デュバル
ランディ・クエイド
ニコール・キッドマン
マイケル・ルーカー
ケイリー・エルウィズ
ジョン・C・ライリー
制作国:アメリカ
上映時間:107分
公開:1990年
関連オススメタイトル
「カーレース版トップガン」「空版デイズ・オブ・サンダー」ともいえるような似た展開のビッグタイトル。音楽が秀逸で、延々と頭の中でリピートしちゃう中毒性をもちます。
「カーアクション」からチョイス。車が好きな方にオススメ。
あらすじ「天才ドライバーに待ち受ける過酷な試練」
天性の才能を持つドライバー「コール・トリクル」はストックカードライバーとしてスカウトされ、自分の夢を追いかける。その野望と身勝手な振る舞いからチームと衝突を繰り返すが、徐々に信頼関係を築き、レースで確かな実力を示していく。着実に実績を残すコールであったが、彼のレース人生の先には大きな試練となる事件が待ちうけていた。
ココが見どころ
伏線となる信頼関係の構築
主人公「コール」とクルーチーフ「ハリー」の信頼関係の構築がストーリーの基礎となる大事な導入。この導入部が何より大切で、レースにかける想いや人間ドラマ、恋愛模様からコメディ要素まですべての土台を固めています。洋画らしい少しブラックなジョークも物語の伏線になっていて笑えましたw
過酷なカーレース
気性の荒いドライバーのせいか、はたまたストーリーのせいか、常に危険のつきまとうカーレース風景がストーリーの主軸。コメディな風景との落差に風邪をひくような大迫力のレースが展開されます。言葉で多くを語らなくても、内面描写がしっかりしており映像作品として高評価。
シリアスからの落差となるコメディ要素
随所に散りばめられたコメディが秀逸。男社会のバカらしいジョークの応酬が、ストーリーに自然と溶け込んでいます。とくに車イスのシーンはバカ過ぎて強く記憶に残ってしまいました(笑)。
あくまでカーレース主体の作品ではありますが、コメディ要素もナシには語れません。
総評★★★★★「起承転結が明快な、王道カーアクション」
各キャラクターの魅力を徐々に引き出しながら、主人公をしっかりと立てたストーリーが秀逸。ライバルキャラもほどよい尖り方ストーリーの主要人物として欠かせない存在感でした。シリアスと笑いの山谷でテンポもよく、展開に大きな違和感もありません。
カーレースが主軸なのでターゲット層は男性寄りですが、広い方から支持される内容になっています。起承転結が明快な王道ストーリーで、オススメのカーアクション作品を聞かれたら間違いなく上位に入るでしょう。
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