映画『エンド・オブ・ステイツ』
今回は映画『エンド・オブ・ステイツ』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
評価★★★★
キャラクター ★★★★
ストーリー ★★★
アクション ★★★★
話の説得力 ★★★
話の勢い ★★★
こんなキーワードが気になる方にオススメ
- アクション
- シリーズ作品
- ガンアクション
- カーアクション
- 政治
- 国
- 戦争
映画『エンド・オブ・ステイツ』の基本データ
タイトル:『エンド・オブ・ステイツ』
原題:『Angel Has Fallen』
監督:リック・ローマン・ウォー
製作:マシュー・オトゥール
ジョン・トンプソン
レス・ウェルドン
ヤリフ・ラーナー
ジェラルド・バトラー
アラン・シーゲル
製作総指揮:クリスタ・キャンベル
ラティ・グロブマン
マーク・ギル
アビ・ラーナー
トレバー・ショート
ハイディ・ジョー・マーケル
デビッド・ベルナルディ
ジェフリー・グリーンスタイン
ジョナサン・ヤンガー
キャラクター創造:クレイトン・ローゼンバーガー
ケイトリン・ベネディクト
原案:クレイトン・ローゼンバーガー
ケイトリン・ベネディクト
脚本:ロバート・マーク・ケイメン
マット・クック
リック・ローマン・ウォー
撮影:ジュールズ・オロフリン
美術:ラッセル・デ・ロザリオ
衣装:ステファニー・コーリー
編集:ガブリエル・フレミング
音楽:デビッド・バックリー
出演:ジェラルド・バトラー
モーガン・フリーマン
パイパー・ペラーボ
ランス・レディック
ジェイダ・ピンケット=スミス
ティム・ブレイク・ネルソン
ニック・ノルティ
クリス・ブラウニング
ダニー・ヒューストン
マイケル・ランデス
制作国:アメリカ
上映時間:121分
公開:2019年
前作:『エンド・オブ・キングダム』
関連オススメタイトル
世界的危機からチョイス。シリーズ一作目の『エンド・オブ・ホワイトハウス』との共通点が多い。
「戦争」キーワードからチョイス。アクションではありませんがテーマ性が強い。
あらすじ「大統領襲撃の真犯人を追う孤独な逃走劇」
大統領の警護に当たっていた「マイク・バニング」は、ドローンによる襲撃を受け負傷。一命を取り止めたものの、何者かの策略により大統領暗殺未遂犯の罪を着せられてしまう。大統領襲撃の真犯人を追うために捕まるわけにはいかないバニングは、なんとか逃走に成功するものの、周囲に信用できる者は一人もいない。
アメリカ全国民を敵に回した男の逃走劇。その行く末に待ち受けるものとは……。
ココが見どころ
タイトルから想像できるものに、過不足のない設定・演出
『エンド・オブ・ステイツ』というタイトルから想像できる内容が詰められており、ストーリー・設定・アクション品質など平均以上に楽しめる内容でした。とくにドローンを使用した危機感の演出がすばらしく、一番怖いシーンをあげるとしたらこのシーンですね。
アメリカ全土を敵に回した男の唯一といっていい味方が、あまりにも頼りがいがあり過ぎて、ある意味笑えました。火薬マシマシの戦闘シーンは笑える要素も混ぜられており、映像の迫力とともに笑いもしっかりと立てられています。
ストーリーは国の危機を主軸に進行しながら、家族も重要なファクターとして織り交ぜられています。メインを邪魔しない程度にテンポ良くはさまれているので、単調に感じることもありませんでした。こういったバランスの良さでストレスをほとんど感じることは無く、せっかちな人でも2時間の上映を飽きることなく観ることができるでしょう。
総評★★★★「シリーズのクセがなくなり、平凡な良作に」
ストーリーのために都合の良い展開をされたため、ツッコミも含めて楽しむのが吉。荒唐無稽ながらG20のワンシーンはビックリさせられました。話がちゃんとまとまっているだけに、最後の蛇足がちょっと勿体なかったかな。
テーマ上どうしても政治色がでますが、ドラマ性を含め納まるべきところへ無難に納まった印象が残ります。タイトルを観て気になった方は損をしない映画だと思います。シリーズ1作目と比べると内容もかなりマイルドになってます。その分前作までのやりたい放題だったクセのある魅力は減ったためファンにはちょっと残念かも。怒られたのかな?
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