映画『A-X-L アクセル』
今回はSFアクション映画『A-X-L アクセル』を紹介。
あらすじやキャストなどの基本データ、評価をざっくりとまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。
出演者やジャンル、満足感などいろんな視点から見た関連作品も紹介しているので参考にしてみてください。
この作品は
「バイクアクション好き」な方
にオススメです
この作品が含む要素やジャンル
・SFアクション
・動物
・メカ
・友情
→似た傾向の作品や、関連タイトルも紹介しています
ざっくり作品紹介
タイトル:『A-X-L アクセル』
原題:『A-X-L』
監督・脚本:オリバー・デイリー
出演:アレックス・ニューステッター
ベッキー・G
アレックス・マクニコル
制作国:アメリカ
上映時間:98分
公開:2019年
ざっくりあらすじ
アメリカ軍によって開発された軍用犬ロボット「AXL」は実験中の誤作動により施設を脱走。独りで彷徨っていたところを、バイク好きの青年「マイルズ」に発見される。最初はマイルズを警戒していたAXLだったが次第に心を開き、彼をパートナーとして認め行動し始める。しかし科学者たちはAXLに兵器としての価値を求め、友情を深める2人の背後に忍び寄るのだった。
ざっくり評価レビュー
★2 動物テーマで興味をもつと、ちょっと違うかも。
軍用メカドッグと青年のSFアクション映画。ターゲット層は動物との友情物語好きの方……と思いますが、そういった方には肩透かしの内容かも。バイク好きな方にはちょっとだけ楽しめるかもしれません。
物語の根幹となるテーマとバイクシーンは丸。「軍用犬ロボットと民間人の絆を描いた友情物語」という設定だけで惹かれる人も多いでしょう。主人公がバイク好きなだけあり、バイクアクションも大迫力とまではいきませんが良かったと思います。
ただテーマとバイクシーン以外のストーリー部分は正直あまり褒められません。AXLの設定に視聴中はひたすら頭に疑問符が浮かぶので、ちょっと疲れました。あと主人公を好青年ぽく表現しようとしていますが、倫理的にズレているところもあるので感情移入もしにくいです。
またAXLの”兵器”としての強さも控えめだったので、メカならではの強さ・怖さが薄かったのも残念。ろくな武器を搭載しておらず、データ分析による機転の効いた戦闘を繰り広げる訳でもないため、戦闘面では巨大な生身の犬と大差ありません。まぁ現実的に見るとかなり怖いんですが。
友情物語を描いたはずなのに、”感動や爽快感”よりも”ストーリーの違和感や不快感”が勝ってしまったのが非常に残念。満足度は控えめで、クオリティ的に万人向けにオススメするのは難しいです。根底のテーマと設定が良かっただけに勿体ないですね。
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