今回のお花は「サボテン」。独特のフォルムで広く親しまれている植物です。
漢字では「仙人掌」と書き、よくクイズでも出題されますね。
「燃える心」という情熱的な花言葉をもっています。
基本データ
学名
Cactaceae
和名
仙人掌
英名
Cactus
科名
サボテン科
属名
サボテン属
開花時期
種類によって異なる
花言葉
「燃える心」、「情熱」、「偉大」、「内気な乙女」、「枯れない愛」など
花色
白、赤、オレンジ、ピンクなど
サボテンの名前の由来は「石けん」
一説ですが、サボテンの名前の由来は「石けん」といわれています。
江戸時代に伝わってきたサボテンの樹液を使い、衣服や畳の汚れを落としたことから、「石けん(シャボン)」から転じて変化していき「サボテン」となりました。
別名に「仙人掌」と「覇王樹」というものがありますが、こちらは中国から伝わってきた呼称。
いくつか読み方があるようですが、基本的に両方「サボテン」と呼びます。
花言葉「燃える心」の由来は砂漠に堂々と咲く姿から
サボテンは「燃える心」や「情熱」といった熱い花言葉をもっています。
この熱い花言葉たちは、砂漠のような暑い地域で花を咲かせることからつけられました(花の色彩が炎のように豊かであるという説もあります)。
英語の花言葉には「忍耐」「燃えるような愛」「偉大」「暖かさ」などがあり、こちらも熱いですね。
「神の化身」と呼ばれた花
サボテンは過酷な環境の中、珍しく美しい花を咲かせることから「神の化身」と呼ばれていました。
古代ヨーロッパにおける呼称で、発見率の低さも由来の一因かもしれません。
「内気な乙女」という花言葉はこの見つかり辛さに由来しています。
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