今回のお花は「クレオメ」。花言葉は「秘密のひととき」です。
基本データ
学名
Cleome hassleriana
和名
西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)
英名
spider flower
科名
フウチョウソウ科
属名
クレオメ属
開花時期
7~10月
花色
白、ピンク、紫など
花言葉
「秘密のひととき」、「風に舞う胡蝶」など
クレオメの由来は、ギリシア語の「閉じる」
南アフリカ原産の一年草であるクレオメ。耐暑性が強く、初心者にも育てやすい花です。
昼頃には花が閉じていて夕方頃に開花し、薄い花色の美しい姿を見せてくれます。
そのような習性からギリシア語で「閉じる」を意味する「kleio」を語源とする「クレオメ」という名前がつけられました。
「風蝶草」「spider flower」という名前は、花の形から
「クレオメ」は「西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)」という和名をもっています。
これは花の形が風に舞う蝶に似ていることからつけられた名前です。
英名の「spider flower」も同様に花の形が由来しています。
こちらもそのままの意味で、「長い脚の蜘蛛」に例えられてつけられました。
花言葉「秘密のひととき」の由来は、花の習性から
「クレオメ」の花名の由来で述べたように、この花は昼に花を閉じ、夕方に開花するという習性をもっています。
限られた時間に姿を見せるそのひっそりとした習性から、「秘密のひととき」という花言葉がつけられました。
西洋ではプロポーズの催促にも用いられる、情熱的な花
日本の情緒的な花言葉とは違い、西洋では「私を連れ去って!」という情熱的な花言葉になります。
これは軽い意味ではなく、この言葉の前に「全てを投げ捨ててでも!」という言葉が付く程に強い意味を持ちます。
そのためクレオメの花を未婚の女性が男性に渡すと、プロポーズの催促といった意味に捉えられるそうです。
ちなみに既婚者の場合は、強い愛を確かめる場合に使われます。
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