マンガ『出会って5秒でバトル』あらすじ感想評価｜能力バトルロイヤル

今回はマンガ『出会って5秒でバトル』を紹介。
あらすじ、個人的な見どころ、評価をまとめました。
（核心部分を触らない程度のネタバレを含みます）

『出会って5秒でバトル』の基本データ

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タイトル：『出会って5秒でバトル』
原作：はらわたさいぞう
作画：みやこかしわ
出版社：小学館
レーベル：裏サンデー
発表年：2015年～

成績優秀で天才的なゲームの腕をもつ高校生「白柳啓」。
平和ながらも刺激のない日常に啓は退屈を感じていた。
そんなある日、啓のもとに謎の包帯男が現れ、彼の退屈な日常は突如終わりを告げられる。

やはりコレが一番の見どころ。
「身体能力を五倍にする能力」といったシンプルなものもあれば、条件が限定的で使い方を考えさせられる能力も多く登場します。
敵の未知数な能力を推理するのも、このマンガならではの楽しみ方です。

どこか一癖あるものが多い能力をどう活用していくかが鍵になります。

ただ強い能力があれば生き残れるわけではなく、自分の頭脳や技術で能力のデメリットを補うなど、各キャラクターの特色を生かした見せ場があるのも魅力的。
とくに主人公の能力は癖が強く、ハラハラする展開が連続するので息をつく暇がない。

頭の切れる主人公がピーキーな能力をどう使っていくかがポイント。
常に「何かやってくれるのではないか」という期待感をもって物語が進んでいく。

画力はあるものの作風なのか暗い絵面が多く、派手なシーンでも迫力が少し物足りなかった。
能力バトルとして設定が魅力的で、常にワクワクする展開が続くので、長く楽しめる。
最終的には「ふつうに楽しめる異能力バトル」という評価に落ち着いた。