映画『囚われた国家』をざっくりレビュー|侵略された地球の終末

映画_囚われた国家 オススメ紹介

映画『囚われた国家』

今回は映画『囚われた国家』を紹介。
あらすじや基本データ、個人的な見どころ、評価をまとめました(あらすじに触る程度のネタバレを含みます)。

映画『囚われた国家』の基本データ

あらすじ

突如襲来したエイリアンにより占領された地球。支配に反抗する者はテロリストとして目をつけられ、それに準ずる者も弾圧されてしまう。貧富の差は広がり、極秘裏に反抗作戦を企てていた者たちも世間から爪弾きにされ、ますます苦しい現状を突き付けられていた。偽りの平和と繁栄を手にした人類の未来は、果たして誰が選ぶのか。

こんなキーワードが気になる方にオススメ

  • エイリアン
  • 世界の終末
  • SF
  • サスペンス

タイトル:『囚われた国家』
原題:『Captive State』
監督:ルパート・ワイアット
製作:デビッド・クロケット
   ルパート・ワイアット
製作総指揮:ジェフ・スコール
   ジョナサン・キング
   ロン・シュミット
   アダム・サイモン
脚本:エリカ・ビーニー
   ルパート・ワイアット
撮影:アレックス・ディセンホフ
美術:キース・P・カニンガム
衣装:アビー・オサリバン
編集:アンドリュー・グローブス
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ジョン・グッドマン
   ベラ・ファーミガ
   アシュトン・サンダース
   ジョナサン・メジャース
   コルソン・ベイカー
制作国:アメリカ
上映時間:109分
公開:2019年

関連オススメタイトル

「わかりやすい面白さがない」作品から映画『セブン』をチョイス。観る人の好みで評価が大きく分かれる所も共通点。

エイリアン侵略からは映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』をチョイス。無難オブ無難。

評価★★

エイリアンに支配されたの人類の物語。ストーリーは終始息の詰まる閉塞感が漂っています。

世界観、というより空気感の作り方がかなり上手く、「終末へ向かう人類」のような静かな絶望感が強かったです。地味な作風ではありましたが、伏線をしっかり回収するミステリ要素も含まれているおかげで、クライマックスは少しだけ納得感。

でもやはり「わかりやすい面白さ」がないので高評価は厳しいです。画面もひたすら暗く、ストーリーも演出もほとんどメリハリはありません。スタートの一時間がかなり辛く、世界観設定の説明は丁寧ですが退屈で眠くなってしまうのも事実。少なくとも万人受けするような作風ではありません。

ドンパチするだけが映画のおもしろさではありませんが、ある程度の「わかりやすさ」もやはり必要なんだなぁと感じさせられました。

 

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